かわいい小学生の娘がいる熊のような作曲家のおじさんと知り合いになり、その人が買ったクルーザー、にしては大きくてちょっとした水上バスぐらいの大きさだけど、の処女航海に乗せてもらった。東京湾のようなところを航行する。海は汚いけど気持ちよかった。なぜ塩水が大量にあるだけなのに海を特別に感じるんだろうと思った。作曲家の娘はどこかの小学校の制服を着ていて、デッキをパタパタと走り回っていてかわいい。デッキで潮風に吹かれていたら寝落ちして、いつの間にか大きいアルファードみたいな車で作曲家の家というかスタジオ?に帰る途中だった。そこで、クルーザーで知り合ったバンドをやっている陽キャ男子大学生が自宅に防音室設置する代金6万円をめぐりバンド仲間ともめてバンドを解散した話を聞く。正直キラキラしすぎて聞いてて何もかもが眩しい話だなーと思いながら、音楽室のようなスタジオのそこかしこにある落書きを眺めていた。
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