ロボットドリームズ
今回は初の試みですが映画の感想を書いてみようかと思います。
記念すべき1発目はこちら
【ロボットドリームズ】
簡単なあらすじとしては、
ニューヨークで1人寂しく暮らすドッグが通販でお友だちロボットを買うものの、ひょんなことから2人は離ればなれになってしまう。
という内容です。
この映画のメインは「離ればなれになってしまった2人の動きや想い」をメインに描いているので、2人が楽しく遊ぶシーンはそんなに多くはないです。
ただ、、、すごく良い。ものすごくいい。
この映画の特徴として、セリフが一切ないんですね。一言も喋らないんですけど、それがさらに感情を揺さぶる動力になってるというか。
上記に記載した「ひょんなことから離ればなれ」っていうのは、要はロボットが海水で錆びついて動けなくなり、シーズンが終了したビーチに1人取り残されてしまう。という内容なんですが、そうなると当然ドッグは動けるわけで、友だちのロボットを助けるために孤軍奮闘するわけですよ。
これがすごく良いのは当然なんですけど、それ以上に錆びついたロボットの見る夢が凄い良くて。
ドッグは夢を見るというか、ロボットを助けるために人知れず動き回る。
ロボットは動けないかわりにドッグとの楽しかった日々、これからの楽しい日々を夢に見る。
この夢はロボットだけではなくてドッグの夢でもあり、お互いがお互いの事を考え生きていく様がすごく良くて。
ただそんな中当然弊害も出てきて。
ロボットは心無い(心無いでもないか)やつに片足を切られたり、ドッグはロボットを助けるが行きすぎて逮捕されたり。
勿論観てて、「いや、、ドッグ!もっとこうしたらいいだろ!そうじゃないだろ!」と思う部分はあるんですよ。でも、あくまでその感情は観てる側の主観でしかなくて。俺ならこうする。みたいな。そんなのは何の意味もないし。
そんな事よりドッグは不器用ながらに必死にロボットの為に動いている。この事実は何よりも重いし。そしてそれ以上にロボットもドッグの事を想ってるし。
もうそれだけで十分というか。
2人がお互いのことを想いあって生きるだけで十分というか。
そして月日は流れお互いに友だちといえるような相手ができ、さらに時間は流れお互いがもう会えることも無くなってしまい、新しい生活をし始める時、また2人は。そして、エンディングへ
もうね、終わり方が最高なんですよ。
2人が1人で踊りながらでもそれは1人じゃなくて。確実に2人で踊ってて。近くに居なくても。離ればなれでも2人は一緒に踊ってて。
すいません、書いてたら涙出てきたんで終わります。
September。みんな大好きになります。
帰りの電車、絶対聴くよ。
覚えてる?ってちょっとだけ踊りながら