【雑記】 まさかこんな形で
こんばんは。ヒトシです。
久しぶりに食べ物の話でもしようと決めたわけではありません。貰ったんですよ。タピオカほうじ茶ラテ。
親戚の方(私よりちょい上)が買ってきてくださったのです。タピオカほうじ茶ラテ。
・タピオカ(ええ、大変にブームですね)
・ほうじ茶(ほうじ茶飲むのがそもそも久しぶり)
・ラテ(……カフェラテのラテだよね)
それを、全て、足す。混ぜる。
それがタピオカほうじ茶ラテ、ということで合っているだろうか。
認識の話はひとまずおいてとりあえずストローを蓋に刺した。ブツリ。
ほうじ茶ラテを掻き分け、タピオカ満載の底にたどり着き、ひとまず吸う。……吸う。
タピオカに当たらない。
ショックでむせる。
気を取り直して二口目。今度は……来た。
ぐにゃり。「そのまま吸うとヤバいからよく噛めよ?」と先ほど初タピオカした父に突っ込まれつつ、とにかく噛む。味を全部抜いたブドウがちょうどこんな感じ、かもしれない。
「今のお前くらいの頃ちょうどタピオカが流行っててさ、よく食べたよな」
ちょっと待て父よ。初タピオカじゃないのか。
「令和初タピオカだな」
ちょっと待て父よ。意外と洒落たもん食べてんな。
とりあえずそのまま数分間、ほうじ茶ラテとタピオカの混合物をエンジョイしてきたが、やがて終わりが来る。先にほうじ茶ラテが尽きたのだ。
蓋を剥がし、タピオカの救出に取り掛かる。
……見てはいけないものを見た。
深淵を拝んでしまった。
タピオカに凝視されている気分になった。
とりあえず2粒のタピオカを救出し食道に搬送しながら、しばし「容器の底から凝視してくるタピオカ」の事を考えた。
……果たして今夜はまともに眠れるだろうか。
(ごちそうさまでした)