Base Ball Bear 全曲紹介・感想・解説 31曲目 4D界隈
月1更新になってきました。ケンイトウです。
アルバム『DIARY KEY』発売発表されましたね。
毎作楽しみではあるんですが、今回は既に発表された曲群がだいぶグッときてるのでそれはもう楽しみです。
今回は『4D界隈』です。ミニアルバム『GIRL FRIEND』の4曲目。
【曲・歌詞について】
個人的にメジャー初期の四ツ打ちベボベソングの代表格と言ってもいいかもと。
コード感の渋さとメロとサビのキャッチーさが癖になる曲です。
多分マイナー曲に分類されると思うけど結構好きです。
Aメロ裏で鳴ってる高速カッティングが気持ちいいっすね。この辺弾きながら歌えるのが小出師匠の強みだよなぁ。
Bメロ・大サビ前のキメがすごいクサい。でもそこがいいんですよね。
歌詞へ
とにかくこの「水中」感が節々に出てきますね。
小出氏にとって「水」は恐れというか「負」の象徴でありつつも、「キラリ」とした空間への憧れとしても感じる。
前述のクサイBメロ。
楽器隊に合わせてこのフレーズですが、まさにこれがベボベだなぁ。
小出氏の詞世界に一貫するフレーズですね。
サビのフレーズ。
曲名を何となくでしか捉えてませんでしたが、まんま過去の「夕方感」を想起して「4D」と表現していたんだな~。
ラスサビ前。
「砂上の楼閣」ってやつですね。かなりシニカルな言い回し。
彼氏彼女ってやつは付き合ってて楽しいとき、これ以上ないっていう美しい関係に感じますよね~
【まとめ】
曲自体は結構キャッチーなんだけど、どこか切なさがあるそんな一曲ですね。
ツアー『新呼吸』のときにメドレーの入り締めに使われてたの未だに覚えてる。すげぇ印象深かったなぁ。
次回は32曲目『ELECTRIC SUMMER』。メジャー初期の代表曲ですね。