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Base Ball Bear 全曲紹介・感想・解説 34曲目 STAND BY ME
このnoteを覚えてる方はいらっしゃるのでしょうか。。。
お久しぶりです。ケンイトウです。
前回の更新が2021年12月と、何とまるまる一年未更新の状態でございました。
更新が止まっている間に当のベボベは結成20周年を武道館公演を大団円で終え、既に2023年ツアーも発表…、と次のステップへ進んでおります。
当の自分はプライベートも色々あり、、時間が無いわけではないのですが中々腰が重い状態が続いてましたが・・・
どうも過去のnoteを見てくれる方もいらっしゃるようでして、
無駄じゃないかなぁと思いった次第で改めて週1ぐらい目指してやってこうと思います。
というわけで今回で34曲目『STAND BY ME』です。
【曲・歌詞について】
メジャー初期を象徴するチューンですね。
みずみずしいサウンドと歌詞、演奏で当時のライブシーンを賑わせたとかなんとか…
四ツ打ちの使い方が一辺倒じゃなくていいなぁ~と思います。
ドラムのフレーズが結構ややこしいなぁと。
何気に最近のライブではめっきりやってないですね。
キー高いしリードフレーズ印象的な曲なんでスリーピースに落とし込むのも難しいのかなぁ~と
それでは歌詞について。
STAND BY ME 透き通る街角は
STAND BY ME・I・DO 命取りの香りが
STAND BY ME 思い出すのは、また
STAND BY ME・I・DO 瀬戸際のドラマ
サビのフレーズをアルぺジオで歌い出し。
I・DOの部分は歌ってないですが、「冥途」とかけてるわけですね。
この絶妙なダサさが魅力です。
「命取り」、「瀬戸際」もそうですが、爽やかな歌い出しに「死」を連想させるワードをこれでもかと盛り込んでるんですよね。
やり残したことが思い付かない 完璧な少女に逢えたから
永遠は悲しい 目の逸らせない、一瞬を
胸騒ぎするほど無重力の スカート翻り 都市の中
桜と海と白雪を散らして 翔け出したいのだ 17歳の空へ
この時期の詞世界が詰め込まれたパート。
「瞬間」への憧れと引きずりが溢れてるなぁ。
曖昧になる それでいいと、思えやしないで
「曖昧」というベボベ作品に通ずるテーマですが、
ここでは「それでいいと、思えやしないで」と歌ってるんですよね。
近年のベボベは曖昧を肯定していると思ってまして、
フレーズが作品を重ねることで別の意味を持ってくるっていうのは歴史を感じていいっすね。
誰もいない深夜のプールサイドに、おいで
溜息ものの 綺麗をあげる
髪を耳にかけ 眼を細めた
あなたの瞳に 映る俺を見つめる
ギターソロ前のBメロですが、この情景はまさに小出節効いてるなぁと。
「プールサイド」も度々出るワードですけど、曲によって印象が変わっていて、愛憎みたいな色んな感情を持ってるんだろうなぁと思います。
このあとにギターソロの爆発、曖昧になる~のフレーズと演奏のキメがたまんないっす。
【まとめ】
かなり久々だったのでこのへんで・・・
改めて思い返すとライブでなかなか聴けてない曲なので、久々に聴きたいなぁ~。
そうそう2023年のツアーですがご無沙汰の曲もあるみたいなので、
皆さんぜひライブ会場に足を運びましょうね。(ダイマ)
リハ終了。今回のツアーはごぶさたの曲が多くて、練習だけでめっちゃ疲れる。きっと面白いと思うので、お楽しみに〜
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) January 19, 2023
次回は35曲目『天空 Lonely Hearts』。
一週間後にお会いできることを祈ってます。