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Base Ball Bear 全曲紹介・感想・解説 30曲目 CITY DANCE

気づいたら一か月ぶりのケンイトウです。
一か月経つの早くね?

つい先日はベボベの夏ツアーでしたね。
ザ・夏な曲からなるほど夏だなぁ~って曲までなかなかレアなセトリでしたね。

なかなか予想だにしない曲も。個人的に『Fragile Baby』とか。改めて歌詞読むと熱帯夜ぽい感じですね~

前置きが長くなりましたが今回は『CITY DANCE』です。
なんやかんやで30曲目。

【曲・歌詞について】

ベボベで曲名に「CITY」、「DANCE」とくれば縦ノリの四ツ打ちダンサンブルな曲だろうと思いきや、割とスローな横揺れ系のダンス曲。

よくよく聴くとリードフレーズが面白い曲です。序盤の裏で鳴ってるのとか。
中盤のコーラスバリバリの音色もいいですね。

バッキングとの噛み合わせ方も憎いことやってるなぁ~という印象。
今回久々に聴いたけどこんな音鳴ってたんだなぁって思う。(イヤホン買い替えたので環境の変化かも)
でも久々に聴く曲とか、また違って聴こえたりしますよね。

GIRL FRIEND』EPの3曲目ですが、こういう曲もやれるよっていう気概を感じます。
ドラム安定してないと聴いてられないタイプの曲ですね。

それでは歌詞について

空を飲み込む都市は今、桜色
空見上げてただ堪える人がいる

小出氏にとっての「都市」感全開の曲。
歌い出し、いきなり堪えから始まる歌詞。

響かない心棄てた君は透き通って
昼下がり この都市で腕を捲くって
絵葉書のワンシーン 潮騒が恋しい 小春日の内心
もうすぐ、心、躍る

言葉遊びが多分過ぎるサビ。
こういう韻の踏み方からラップ育ちな面が垣間見えたり。

摩天楼の背伸び 浸みていく影法師
溺れた人魚たち 四角い青空
涙ぐんだ景色 桜色の飛沫
ほら、ごらん
都市が今、踊りだす

ソロフレーズのあと。小出氏の歌う「都市」の箱庭感。すごく無機質な印象を受けるんですよね。それでいて煌びやかという。

【まとめ】

ちと切ないコード感が「都市」感を全開に引き出してる曲です。
心躍る」って本来こういう曲みたいな情緒から来る感覚かも。

次回は31曲目『4D界隈』です。
言うてる間にニューアルバムも発表されたので今のペースだと置いてかれかねないな…
良くも悪くもこの世相だからこその作品になるんじゃないかと。楽しみですね。

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