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タイムトラベラーのビデオレター

みなさん、こんにちは。

みなさんは、誰かに向けて、ビデオレターを送ったことはありますか?

今回のエピソードでは、以前送ったビデオレターのお話と、タイムトラベラーに向けたビデオレターのお話をしました。




結婚式後に送る、ビデオレター

数年前に遡るんですが、友人の結婚式がありまして、新郎の友人代表スピーチをすることになっていたんですよ。

その時まで、自分は、結婚式の受付や、花束を手渡す程度のことしか経験がなかったので、友人から依頼を受けた時、かなりびっくりしました。

依頼の後、何人かの友人に考えたスピーチを見てもらい、準備万端な状態で式までの期間を過ごしたのですが、式の数日前、新郎から、連絡が来ました。

新婦の友人が流行病にかかってしまい、友人代表スピーチが中止になるとのこと。

その時、驚きと同時に感じたのは、自分がスピーチできないことよりも、新婦側の友人が結婚式に出られないことが、とてもかわいそうだないうことでした。なんというか、仕方がないよなぁ…、と感じてたことを今でも覚えています。


やっぱり何かメッセージを送りたい!

その後、結婚式に参加しまして、新郎新婦の幸せそうな様子を見させてもらいました。

よかったなぁ、と思う反面、スピーチやれたらよかったなぁ、とか、せっかくメッセージ考えたのだし、なんらかの形で聴いてもらいたいな、という思いがあり、翌週ぐらいに、ビデオレターを作ることにしました。

ソファーの前にスマホをおいて、友人代表スピーチでは話せない、もう少し個人的な思い出やエピソードを話し、映像上に、当時の写真や結婚式の写真も載せて喋る感じで、新郎新婦に送りました。

結果として、とても喜んでもらい、作ってよかったなと思いました。


経験を元に、祝意を伝えることの面白さ

そんなビデオレター作成で感じたのが、結婚の祝意を、結婚式の後に、結婚式を経験した上で伝えることって、面白いなと思ったことですね。

通常だと、結婚式の様子がわからないまま、不特定多数、もちろん新郎新婦と関係のある方々に聴いてもらうような形で、祝意をスピーチするわけですが、今回のビデオレターは対照的で、結婚式に出た上で、新郎新婦のみにメッセージを送る、というのは、祝意の内容やニュアンスが変わった、ので、面白いなと思ったんですよ。

加えて、ビデオレターの場合は、リアルタイムで聴いてもらうわけではないので、結婚式の会場で2人に向けて話すよりも、なんだかもう少し、穏やかな真心があるというか、緊張などもしてないので、心から思いがより伝わるような気がしました。

そういった意味で、送ってよかったなと今でも思っています。


現代における、心からの感謝の伝え方を吟味する

それに関連して、最近すごく感じるのが、リアルタイム性のある現代社会で、心からの感謝を伝える方法を、もう少し考えなきゃいけないなと思いました。

チャットやSNSで、本人への感謝をメッセージや、絵文字やハートを直接送れるようになったが故に、感謝が手軽くできてしまうと思っていて、心からの感謝をどのように伝えるか、というのは、考えるようにしないといけないと思っています。

現代において、書いている人はかなり少ないかもしれませんが、手紙を書く時って、ありがとう、の言葉以外にも、感謝の言葉を載せたりしません?

例えば、あの時、○○してくださったおかげで、今の自分がいますとか、

本当に助かりました、とか

いつかお返しできるようにします、とか。

エピソードや間接的なありがとうを、吟味しながら添えることで、心からの感謝を伝えることが多いかなと思います。

そういった、リアルタイムじゃない心からの感謝の伝え方も、いいものだよな、と、このビデオレターを通じて思いました。


タイムトラベラーへのビデオレター

若干話が逸れるかもしれませんが、そういったリアルタイムではない感謝の形って、もっと遠い時間軸でもおこなわれるようになるんじゃないかなと思うんですよ。

たとえば、未来の人へ感謝

今回のエピソードでは、タイムマシンで我々の現代に会いに来てくれた、子孫へ、感謝のメッセージを考えてみる、ということをしてみました。

気になっていただけましたら、ぜひ、今回のエピソードをお聴きいただけると嬉しいです!


遠い未来の話はさておき…

いつか、友人が僕のビデオレターを思い出してくれて、タイムトラベラーのように、再び僕に話してくれたのならー。

きっと、あの時の自分、面白いことができてたなぁ、と思えるでしょうね。


今回の記事は「アドベントカレンダー2024」の13日目の記事です!
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