6面揃う、3手前の神秘性
今年、できるようになったことの一つで、ルービックキューブが揃えられるようになりました。
できずにいた時と、できるようになったときの「感覚」の違いを残しておきたいと思いました。
できる前の実力
どこか一つの面をとりあえず揃えることはできるが、やり方は無茶苦茶。
なんとかして、持ってきたい面を持ってくるが、他の面は色がバラバラ。
できるようになった後
2~3分ぐらいで、6面揃えられるようになった。
残しておきたい感覚
「ずっとできない、と思っていたものが、できるようになる」という、目に見えて変化が現れるスキルを身につけた経験って久しぶりだな、と感じました。
初めて、6面が揃う直前。
本当にこの手順で色が揃うのだろうか、というバラバラなままの配色が、3回ほど回していくと急に揃っていきました。何か、叡智に触れたかのような、自分自身の能力が急激にパワーアップしたかのような、神秘性を感じました。
「えっ、でき…た? できてるじゃん!」
急に変化しすぎて、揃ったという現実の認識が遅れてやってきます。
全面見回して、揃ったという驚きと喜びが遅れてやってきました。
子供の頃は、神秘性を感じる出来事が多かったはずなのに、なぜ減ったのだろう?
大人になるにつれて様々な経験や知識が積もっていくと、様々な出来事も、大体3つぐらいに区分されてしまう気がします。
・簡単にできる
・死ぬ気で頑張ってできるかどうかが五分五分の確率である
・どう頑張っても絶対できない
補助輪なし自転車の運転、逆上がり、二重跳び、みたいな、多少の苦労しながら、できる直前からのできた!という神秘性が得られるものって、大人になると少ないのかもしれないですね。
そういうものを見つけていける、というのも、日々の気づきにつながりそうな気がしました。
まだ6面揃えたことがない方、ぜひやってみてください。