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タイの冬は二週間しかないので・タイの暖房器

1月の寒さと短い冬を楽しむ暮らし


常夏の国タイにも、一年で最も寒い季節がやってきました。
今年の1月5日、私の住む地域では最低気温が12℃(発表は13℃)を記録。バンコクでも21℃まで下がり、今年一番の冷え込みとなりました。ちなみに同日の東京は-1℃ですが、タイの家の構造や寒さ対策事情を考えると、12℃は体感的にかなり寒いものです。

室内の気温計は12℃を切っています

ドイインタノンの気温
チェンマイ旧市街から約100km南にタイ最高峰、標高2565mの山ドイ・インタノンがあります。山頂の気温は(1月5日)最低気温4℃、最高気温9℃です。マイナス気温にはなりませんが霜が降りるので、日の出と霜を見に行き「寒い🥶寒い🥶」と言いタイ、タイ人観光客です。
山頂まで車で行けます。国立公園は今日まで無料です。

タイの家と寒さ対策


タイの家は暑さに対応した作りが一般的で、通気性を重視した設計になっています。そのため、寒さが厳しい日は隙間風が入り込み、室内でも冷え込みを感じます。

田舎の代表的な家屋


寒さを楽しむ私の工夫

1. 寝る時も毛糸の帽子で防寒&湯たんぽ
朝晩の冷え込みが厳しいので、頭を暖かく保つために毛糸の帽子をかぶっています。これだけでも体感温度がかなり変わります。室内で過ごす場合一時的に電気ストーブを使用しますが、最良は膝掛け毛布プラス湯たんぽです。

私は電気式湯たんぽを使用しています
電気を入れると膨らみます。
寝るときに使用する場合はコンセントに常時差しています。
通販で最安値61バーツ,高いものでも200バーツ程度です。
湯たんぽは通販で200バーツ程度
中国製で時々、水漏れあり注意が必要です。
私は使用した事はありません。
タイのダイソーに湯たんぽは置いてありません。



2. 電気ストーブ
部屋全体を暖めるのは難しいですが、足元が暖かくなるだけで快適に過ごせます。ただし、タイでは電気ストーブは家電量販店やスーパーではほとんど見かけず、通販が頼りです。

使用は一時的です。
膝掛け毛布に電気式湯たんぽのほうが暖かい。
通販で429バーツ2025年1月調べ
転倒してもスイッチは切れないタイプ



3. 焚火と日向ぼっこ
外では焚火を囲んで暖を取り、朝方は日向ぼっこを楽しんでいます。シンプルな方法ですが、これが意外と心地よいひとときです。

タイの冬の楽しみ焚火で暖を取ります
午前7時30分頃には日向ぼっこタイムです
変形ロケットストーブ、煙が少なくよく燃えます


短い冬の楽しみ方


タイの寒さは長くは続きません。2月に入ると気温が上がり、3月には最高気温が35℃を超え、4月には40℃に達する日も珍しくありません。そのため、この短い冬を存分に楽しむことにしています。

石油はガソリンスタンドで売っていません。
日本のように石油を使用した暖房も考えられますが、石油ファンヒーターなどはタイでは一般的ではありません。通販などで石油ストーブを探せばありますが品質が良くないのでお勧めできません。以上のような理由で私は使用したことがありません。

通販で揃える寒さ対策アイテム


タイでは湯たんぽや電気ストーブといった寒さ対策グッズは一般の電気屋さんやスーパーではほとんど手に入りません。しかし、ShopeeやLazadaといった通販サイトなら豊富な種類が揃っています。但し、中国製で日本に比べて品質はよくありません。
• 湯たんぽ:手軽に使えるエコな暖房器具で、特に電気で温めるタイプがおすすめです。
• 電気ストーブ:足元を暖めるのに最適で、部屋の雰囲気も暖かく感じます。


常夏の国タイでも感じる冬の寒さ。この一時的な寒さがあるからこそ、暖を取るための工夫や自然と過ごすひとときが特別に感じられます。寒さもあと2週間程度、タイの短い冬を楽しみたいと思います。



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