見出し画像

18.好きな画家と作品(ア・ラ・カルト)①

【好きな画家と作品】と題して、私自身、想い入れのある10名の画家を取り上げました。10名以外にも、想い入れのある作品も多数あるので、ア・ラ・カルト形式で記せればと思います。

Two Elvis(アンディ·ウォーホル)
Flowers(アンディ·ウォーホル)

高校1年生の時、ハーバーランドとmozaicがオープンしました。阪神大震災前の神戸は、まだ景気良く、その為、オープン時のハーバーランドは、とてもお洒落でこだわりのあるお店、高級な雰囲気のお店が多かったです。その中に、店名は、TUTUMU(つつむ)だったと思いますが、包装紙とポストカードの専門店がありました。ハーバーランドに行く時は、その店に立ち寄り、1枚、ポストカードを買うのが、当時の私の楽しみでした。多数買った中で、特に気に入っていたのが、ウォーホルの【Two Elvis】になります。

窓から見たパリ(マルク·シャガール)
枝(マルク·シャガール)

10代〜20代半迄は、私の中では、シャガールの絵が揺るぎないNo.1でした。幻想的な色遣いに惹かれ、画集も複数持っておりました。そして、本物の油彩は無理でも、リトグラフを持ちたいと思っていました。しかしながら、20代後半で結婚し、シャガールが描いたパリ、エッフェル塔を実際に見る頃には、何故か以前の絵に対する熱狂が冷めていました。シャガールの描く、理想や幻想の中の男女の愛よりも、結婚生活の中で、より日々の生活と家族への愛に重きを置く様になったからと思います。

ニースの窓辺(ラウル·デュフィ)
ヴァイオリンのある静物(ラウル·デュフィ)

ラウル·デュフィの絵を初めて見たとき、'センスのある絵というのはこういうものだ'、と強く感じたのを覚えてます。絵から音楽が聴こえ、明るい街の情景が浮かんでくる。そして、何より気分を高めてくれる。素敵でお洒落な絵という印象は、当時と変わらず、今もそう思います。

いいなと思ったら応援しよう!