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15.好きな画家と作品(ジョルジュ·ブラック)

ジョルジュ·ブラックのシンプルで愛らしい版画作品が好きで、ブラックの版画絵ポストカードを集めていた時期がありました。集めたポストカードを部屋に飾ったり、友への便りに使っていました。

鳥(ジョルジュ·ブラック)
鳥(ジョルジュ·ブラック)

ブラックは、ピカソと共にキュビスムの創始者になりますが、世間での知名度は、圧倒的にピカソに軍配が上がります。ですが、私は、抑えた色彩、特にチョコレートベースのカラーで描かれたブラックの絵、コラージュ作品をピカソの作品より、好んでいます。ピカソとブラック、互いに似通った作品も多くありますが、色の統一感、調和に優れたブラックの絵は、とても落ち着きを与えてくれる様に感じてます。

ギターを持つ少女
フルーツ皿とグラス(ジョルジュ·ブラック)
 ポルトガル人(ジョルジュ·ブラック)

ところで、6年程前になりますが、神戸・塩屋の画家、濱畑郁子さんの遺作を譲り受けました。コラージュや異素材を使って描かれた絵は、ブラックの絵にも雰囲気がとても似通っており、大変気に入って自宅の2階に飾っておりました。

譲り受けた、濱畑郁子さんの絵(子供達に持ってもらって)

絵を飾るだけで、見慣れた壁がとても素敵になります。
日々の生活が落ち着き、心の豊かさとか満足度を求めた場合、五感を刺激するモノが豊かさを与えてくれます。私は、五感では視覚認識が強い為、素敵な絵があるだけで、とても充実した気持ちになります。聴覚であれば、音楽。嗅覚であれば、花やアロマの香り、自身の認識に秀でたモノで良いと思います。単一の感覚だけでなく、目と耳で感じたり等、複合的な場合もあると思います。そして、適時適所において、絵画、音楽、舞踏含めて、芸術作品が与える力は、有名無名に関係なく、心の満足度を上げるには、本当に素晴らしいと思います。

上記は、当時、濱畑郁子さんの素敵な絵を頂いた時に感じた、私の感想になります。そして、自身の日記に記載していたものになります。noteをはじめたことで、好きな絵を思案すること、自身の想いを述べることは、とても良い機会になってます。

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