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2024年以降に米国以外で注目される株式市場(南韓と台湾)

普段は米国、日本のマーケットしか見ていませんが、今一度全世界市場の投資機会を調べてみました。最初に思い付いたのは割安になっているロシアのETFですが、これは取り扱っている証券会社が限定されること、やはり戦争に伴うリスクがあるので除外し他の国を消去法で抽出したら、南韓と台湾という結論になりました。

  1. なぜ2024年以降に南韓と台湾の株式市場が注目されるのか

    • 技術革新の中心地: 南韓と台湾は半導体、電子機器、情報技術の分野で世界をリードしており、この技術進展が世界的な需要を生んでいます。

    • 5G、AI、データセンター技術など、今後も拡大が見込まれる産業に不可欠です。 経済成長の加速: これらの国々は持続可能な経済成長を実現しており、国内の革新的な政策と国際市場との結びつきが投資家にとって長期にわたり魅力的です。

    • 政府のサポートと規制環境: 両国政府からの技術産業への強力な支援と、投資に適した透明な規制環境が整備されています。

2.台湾と韓国の半導体市場シェアが伸びた原因

  • 技術的リーダーシップと巨額の投資: 半導体技術、特に先進的なプロセスノードでの技術革新において世界をリード。

  • 台湾のTSMCや韓国のSamsungは特に、極細プロセス技術の開発に巨額の投資を行い、市場シェアを拡大。 グローバル供給チェーンでの中心的役割: 両国がグローバルな半導体供給チェーンの重要なノードとして機能し、多くの国際企業が依存。

  • 政府の支援と産業政策: 半導体産業を国家戦略産業として位置づけ、税制優遇、研究開発支援を行うなど、積極的な政府の支援。 研究開発の注力: 南韓と台湾の研究開発の強化が新しい半導体技術の開発を促進。

上の折れ線グラフは、2014年から2023年までの台湾、韓国、およびアメリカ合衆国におけるプロセスノードの市場シェアの推移を示しています。この10年間で、台湾と韓国のシェアは着実に増加している一方で、アメリカのシェア
は徐々に減少しています。

3.主なETFと取り扱い証券会社
南韓のETF: iShares MSCI South Korea ETF(EWY)、Franklin FTSE South Korea ETF(FLKR)など。 台湾のETF: iShares MSCI Taiwan ETF(EWT)、Franklin FTSE Taiwan ETF(FLTW)など。 取り扱い証券会社: Charles Schwab, Fidelity, Interactive BrokersなどがこれらのETFを取り扱っています。

ETFの取り扱いはInteractive Brokers等、口座がある会社もありましたが、送金が面倒なので個別企業への投資を考えることにしました。

4.注目すべき個別企業とその概略
南韓の企業: Samsung Electronics, SK Hynix, Naverなど。 台湾の企業: TSMC, Foxconnなど。

結局、Samsung Electronics 、TSMCか・・という感じの結果ですね。

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