今年はもうこれでいい。映画「フォールガイ」
初投稿となります。稜と申します。
今回は映画「フォールガイ」について取り上げます。
1.予習状況
はじめに、本作の予習状況から話していきます。
まず主演のライアン・ゴズリング。「ドライブ」のようなクールなキャラクターから、「バービー」で見せたコメディ路線など、演技の幅の広さに驚かされます。彼の出演作は全て大好きです。
共演のエミリー・ブラント。「ボーダーライン」「オールユーニードイズキル」など、強い女性を演じているイメージが強いです。
デヴィッド・リーチ監督は「デッドプール2」「ブレッド・トレイン」など、楽しい作風と派手なアクションが印象的で、好きな監督です。
2.全体の感想
さて、ここから感想に入っていきます。
全体的な感想としては、アクションというよりはロマコメ要素が強めで、楽しく観れました。ギア上がるまで時間かかるな〜という印象は受けたものの、ラストの派手なアクションでしっかりと盛り上げ、満足して劇場を出ることができました。アクション要素を期待していた方は、恐らく2回目以降の方が楽しめるんじゃないかと思います。
3.本作のポイント
1.魅力的すぎるゴズリング
そんな本作に魅力は、なんといってもゴズリングだと思います。
ベタベタな失恋ソングを流して、あんなにかっこついてしまうのはゴズリングだけ!笑
髭を蓄えても、ホテルのドアが開かずに蹴り飛ばしても、かっこいい。そのくせにコーヒーカップをおしゃれに取るなど、時折小技を挟んでくるあたり本当にずるいです。
やっぱりゴズリングにしか出せない独特の雰囲気はあると思います。なんというか、男らしさを全面に押し出さない感じ。ボートの上でジョディと電話しているシーンで、自分の失敗を素直に認めている姿は、見習わないとなと思いました。
2.映画界へのメッセージ
想像以上に映画についての映画でしたね。
スタントマン、監督、プロデューサーなど、業界のさまざまな目線から、映画作りに対する葛藤が描かれている。これも様々な仕事を経験してきた、リーチ監督ならではの描き方だと感じました。
そして映画ネタは本当にたくさん。ホールHネタは何回聞いても爆笑でした。あんなに擦るか。
数々の映画のタイトル、そしてジェイソン・モモア、さらには原作となるドラマのキャストまで登場。本当に抜かりがないです。
3.その他
・Thunderstruck、最近の映画で使われすぎ問題。多分ここ1年で5回くらい聞いてる。笑
・ゲイル役は、ハンナ・ワディンガム。「テッド・ラッソ」での演技が印象的だったので、また観れて嬉しかったです。
・今回の悪役はアーロン・テイラー=ジョンソン。終始上から目線の態度を取っていて、観ていて清々しかったです。
4.まとめ
ポップコーンムービーとしてこれ以上ない出来だと思います。
工夫を凝らしたアクションや、映画製作の舞台裏など、僕が観たかったものが詰まっていました。
ブラッド・ピットやゴズリングなど、大物俳優を楽しそうに活かしてくれるリーチ監督に感謝です。
万人におすすめできる1本です。ぜひ映画館で!
Scoreは8点です。
実はこの映画、4回観に行ったんです。笑
自分でもびっくりしていますが、たまたまタイミング合ってしまったので、正しい判断だったと思っています。
夏はたくさん映画館に行ったので、記憶が薄れる前に何本か投稿したいですね。