89歳の義姉の作る柿
89歳になる義姉さんは
長年、生産柿農家として頑張ってきました。
毎年、美味しい柿をどっさり頂きます。
果物や野菜は天候次第で豊作にも不作にも
なるのでその苦労は大変なことです。
今年の夏は、酷暑猛暑で柿にも大変な悪影響で
あまり良い柿は出来なかったと嘆いていました。
初物の柿を早くにたくさん頂いたのに
またまた?柿が一箱宅急便で届きました。
すぐに電話をして
「お義姉さん、こないだたくさん頂いたのに
また、こんなにたくさんの柿を!」と
不作と聴いていたので余計に申し訳なくて…
すると義姉さんは少し寂しそうな声で
「もう今年で柿作りは終わりにするから最後の一箱と思ってね、食べてや」と…
長年、毎年、当たり前のように美味しい柿を
どっさり頂いていました。
それが、もう来年からはない、、、
寂しくて寂しくて、柿を大切に味わっています。
義姉さん、長い間お疲れ様でした。
そして、毎年本当にありがとうございました。
ただただ感謝しかありません。
義姉さん89歳、野菜作り、果物作り、お米作り、お料理、洋裁、和裁、何でも得意です。
夫と再婚のご縁を頂いたから、こんなに素敵な姉に出会えました。
血縁関係に縁の薄い私には、本当の姉のように
大好きな義姉さんです。
これからは、天候を気にせずにゆっくりと好きな事だけをしてのんびり過ごしてくださいね。
また、珍しい美味しい物を持って遊びに行かせて貰いますね。