独学未経験からデザイナーを目指す!
仕事を辞める
30代、3児の母。
出産、子育てをきっかけに、管理栄養士という仕事を手放しました。
少食ではあったが、順調に離乳食は、進んでいた長女。
しかし、1歳を過ぎた頃から、全然食べなくなってしまいました。
本当に限られた数種類のものしか食べない娘。
今まで学んできた食の知識・経験を総動員していろいろ試してみるものの、長女には、全く効果がありませんでした。
わが子の食事に向き合うことで、いっぱいいっぱいで、食に関わることを仕事にして、
「1日中食について考えるなんて辛すぎる・・・。
わが子の食事もまともにできない私が、誰かに食について伝えれることなんてあるんだろうか・・・」
そして、「このままでは、私も娘もおかしくなってしまう。もう管理栄養士はやめよう!」と決断しました。
本当に好きだったことを思い出す
いざ、仕事を辞めたものの、何をしたらいいんだろう。
やりたいことも見つからないまま、子育てに奮闘する日々。
春から、長女の幼稚園の控えたある時。
「ミシンがやってみたい!!」
今まで1度もやったことがないのに、この気持ちは膨らむ一方。
何度もミシン屋さんに足を運び、ついに思い切ってミシンを購入しました。
この決断をした自分のおかげで、自分の好きだったことに気づくことができました。
それから、ミシン、リボン作り、カルトナージュ
「作ってみたい」一心でいろんな物を作りました。
ハンドメイドに出逢って
自分がこんなにも、
何かを作ることに喜びを感じるんだ!!!
作ったものを誰かに喜んで使ってもらえるのって嬉しいんだ!!っていう感覚をどんどん思い出していきました。
そういえば、子供の頃、近くの手芸屋さんにビーズや糸やフェルトを買いにいくのが大好きでした。
それから、どんどん増えていく布や資材。
どんどん散らかる部屋。(笑)
楽しい反面、散らかった部屋にげっそりする私。
再び、訪れた衝動
ハンドメイドの販売に向けて、台紙を作ったりする機会がありました。
ハンドメイドの時は、色を変えたいと思ったら、その度に資材を買わないといけない。
でも、パソコンの中の制作は、
「簡単に色を変えれることができる!!!」
イメージしたものが、すぐに表現できることにすごく衝撃を受けました。
そして、また突然湧いてきた想い。
「デザイナーになりたい!!!」
ミシンがやりたい!って思った時と同じ衝動。
デザインなんてやったことないのに・・・
でも、やりたい!っていう膨らむ気持ちがどんどん膨らみ
独学でデザインの勉強を始めました。