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2_物質分析へのアクセス_何が可能/不可能か
生物学_【異分野協業】_分析化学 の前に
物質分析へのアプローチ への第一歩
「試料中の成分である、元素や分子を計測したい」
分析業務従事者でなければ、
・AIに尋ねる
・ワード検索による関連文献検索
・検索エンジンを使ってワード検索
が、求める道筋の第一ヒントをくれるかもしれない。
さてここで、
分析したい試料のニーズと、技術と、分析の目的、は、
技術的道筋とはまったく別の次元で、検討しなければならないのだが、
往々にして、抜けている場合が多い。
[検討すべき実現可能性] 原理的 ・技術的・現実性
これらの検討が抜けたまま、分析実働が開始されても、
実施開始後のどこかの段階で問題が生じ、そこで実働が止まる。
その時点で、再検討と軌道修正ができればまだ良い。
・計画に対し、すでに予算が付いてしまった
・後戻りや修正ができるフェーズにない
などの事由によって、おかしな状態を再検討、軌道修正できないまま、突進しているプロジェクトの末路、というのは、関わった内部の人間にしかわからない。
「巨額を投じて、なんの役にも立ちませんでした」
という報告書は外には出ない。
いずれにせよ、実現可能性の検討には、
相応の知識と経験に基づいた議論ができる環境が必要なので、
これがクリアされていれば、ほぼ、結果までの筋道が見えている。
逆に、実現可能性の検討が、計画立案から実施中のどの段階においても不可能な場合、
「巨額を投じて、なんの役にも立ちませんでした」
請け合いとなる。