見出し画像

保護犬と暮らす

うちのわんこ(通称ぴよ)は保護犬だ。広島の山で捕獲された元ガチ野犬。推定2歳。
もう本当に人をダメにするくらい可愛いやつだ。迎え入れて半年ほど経つ。

私は実家暮らしの時に15年ほどラブラドールと暮らしていた。保護犬というのはあんまり関係なくぴよの性格かもしれんが色々と違いがあって面白い。

個人的には、新しくわんこを迎え入れるのなら保護犬も候補に入れてみて欲しいなと思うので、なにかの参考になればと今回はうちのぴよはこんな感じというのをお伝えしようと思う。


人工物にめちゃくちゃびびる

山で生まれたからか人工的な形のものには未だにめちゃくちゃびびる。
そこにビビりますか!というところにビビるので面白い。
例えば、紙やペン、トイレットペーパーの芯にもビビる。ビビる要素がどの辺にあるのかわからんが彼にとっては見慣れなくて怖いのだろう。驚き方がリアクション芸人並なのでこっちも釣られてびっくりしちゃうよ。

我慢強い

ほとんどのことは時間が解決していると齢推定2歳で知っているかのような我慢強さだ。
私や旦那からのウザ絡み(可愛すぎるがあまり奇声をあげながらお顔をモミモミしてしまう)に対しても遠い目をして怒らず耐えてくれている。ありがとう。思う存分犬吸いさせていただき、その養分でがんばって働きます。

実は甘えん坊?

うちに来た当初は人間の動きやらその辺のものやらにビビりまくり、端っこでチーンとしていた。
現在は割とリラックスしているようでその辺で干物のように寝そべっており、その際の表情は虚無だ。正に無、という顔。悟りを開いている。
しかし最近は、仕事から家に帰ってくると虚無顔どこ行ったんと言うくらいの大歓迎をしてくれるようになった。なんならトイレから出てきても数時間ぶりの再開ですかというくらいの大歓迎ぶり(もちろんそんな何時間もキバッテナイヨ!)。リビングのドアが開くのが嬉しいのかしら?
ひとしきり大歓迎したらいつもの虚無顔に戻るので感情の波がすごい。
最近のもうひとつの変化としては、私が床で転がって天井を見つめていると、ずんずんと寄ってきて私の手をひたすら舐めたり近くにズドンと座ったりで撫でろよアピールをしてくる。虚無顔のまま。撫でているあいだもあまりに虚無なので嬉しいのか嬉しくないのかよく分からんが、寄ってくるということは嬉しいのだろうと思うことにしている。

まとめ

あれこれ書いたが、大変なこともありつつ、総じて言えることは、もう!かわいい!なのだ。
おもちゃで遊んで欲しそうだったから投げてあげると、2ターンくらいは楽しそうに追いかけるのだが、3ターンめくらいになると急に虚無顔で、今そういう気分じゃないんだが?みたいにこっちを見てくる。そっちが投げてくれって言ったんじゃん!かわいいな!という具合になんだか理不尽でもかわいいから良しという感じだ。可愛いは正義とはまさにこの事。羨ましいわ。


これからも健やかに生きていただけるように頑張るね。ぴよものびのびご飯いっぱい食べて過ごしてくださいな。

いいなと思ったら応援しよう!