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部署名を決めよう!
こんにちは!
サービス&デザインアシスト部のマネージャーです。
今日は、今年度新たに発足したサービス&デザインアシスト部の名前の由来について書いてみたいと思います。
部の成り立ち
私たちの部の前身は「課」でした。お客様が運営しているシステムの保守運用サービスを手掛けており、数名ずつのチームを組んで、仕事をしています。
一口に保守運用と言っても、お客様ごとに様々な種類のシステムに対応していますので、仕事のカテゴリも色々あります。
例えば、
システムトラブルが起きた時に対処する
日々のトラフィックやユーザの利用状況について分析する
システムの新しい機能を開発する
スマートフォンの新しい OS の機能を調査する
といったものです。主に、「突発的な作業」、「定常的な作業」、「中長期視点の作業」、に分けられるイメージですね。
このようなサービスを手掛けるシステムが年々多くなり、より業務の方向性を明確にするために、今年度から部に昇格することになりました。
部の名前を考える前に、私たちの仕事を定義する
早速、部署名を考えるために、課を率いるメンバーで集まりました。
「どうやって考えようか?」
「名前というのは自分達の仕事を表している必要があるよね」
そこで、次のような視点で、改めて自分たちの仕事を考えました。
提供しているサービスや技術とは?
お客さまはどうなりたいのだろう?
自分達はどうありたいのか?
オンラインでホワイトボードに付箋をペタペタ貼るようにして、みんなで考えます。その中でだんだん方向が定まってきました。
「システムの利用者が当たり前に快適に利用できること、ひいては、そのことにより、お客様が成長、発展するためのサービスである。つまり、私たちは、お客様の成長、発展を積極的に支える役割を担っている。」
そう、私たちの仕事は、これだ!
次は"かっこいい"言葉を当てはめよう
方向が定まったら、今度はそれを表す言葉を探していきます。システム・テクニカル・ビジネス・ゴール・コネクト・スーパー・クリエイト・・・様々な単語が出てきました。
ポイントは「お客様の成長」「積極的に支える」です。
design という言葉には、図案を考える、計画を立てる、設計するといった意味があります。お客様の成長に向けた、一歩先を見据えた行動を起こすぞという思いを込め、「デザイン」は入れようということが決まりました。
次は「積極的に支える」を表す言葉です。真っ先に浮かぶのが support ですが、この言葉は積極性よりは、縁の下から支える意味が強くなります。
そこで出てきたのが assist です。assist には、助ける、援助するという意味がありますが、 help よりも積極的で、先を見据えた上での行動をする意味が含まれます。
例えば、サッカーではゴールに直接繋がったパスを「アシスト」と呼びます。
ただのパスではなく、お客様の実現したいゴールに対して、アシストと呼べるパスを出し続けることが私たちが実現したいものではないだろうか?(とは、元サッカー部キャプテン経験者の発言です。)
そのように考えてできた部署名が「サービス&デザインアシスト部」です。
部署名を自分達で考えてみて
振り返ってみると、「部署名を考えるという行為」を通して、課を率いるメンバーが、自分達の仕事の目的を再定義し、進む方向を意識統一できたことが非常に大きな収穫だったと思っています。
マネージャの立場としては、このような「進む方向を統一する」仕掛けをもっと作っていくことが大切なんだなと、自らの仕事を振り返るきっかけにもなりました。
未だに部署名を紹介するのが照れ臭いのですが、堂々と紹介できるよう、精進していきたいと思います。
余談
実は、部署名は選びやすいように「無難」「イケてる」「攻めてる」の三段階で候補を出していたのですが、きっと「攻めてる」部署名にしていたら・・・
お客様に名刺を出しても「?」となってしまい、説明するのが大変だったかもしれません。
「攻めてる」名前、知りたいですって?それは私たちだけの秘密です。