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小さな喜びと自家発電を

先日腰塚先生の講演を聴きに、日頃からお世話になっている鍼灸院へ伺いました。

腰塚先生は体育教師でしたが、不幸にも事故で頸椎を損傷し一時は寝たきり、治っても車椅子と宣告されたそうです。

しかし今では一時間の講演会でも起立したままされます。

絶望の中で学ばれたのは、絶望を希望に変える力、精神だそうです。被災地で子供のメンタルをサポートするボランティア活動までしておられます。

印象に残った言葉は、 

被災地は昼間はボランティアや芸能人など炊き出しにきてくれるから子供も元気ですが、夜は寂しがるんです。親や友達も無くしているから。

学校で必要なのは、子どもたちが生き抜く力です。自家発電しながら、困難を乗り越える力を大人が教えるのが、本来の教育のはずです。

日本ではみんな、日々ボートを漕ぐのに忙しい。ボートに乗れることがどれだけありがたいことか。ボートに乗れない人もいるし、漕ぐことだけに捉われることが人生ではないのでは?

という言葉でした。

先生はカツカレーが大好きで、クビから下が麻痺したとわかったときも、いつかカツカレーを自分で食べる!とリハビリに励まれたそうです。病院の食堂のサンプルを毎日見てはリハビリに励んだと。

そういう小さな幸せを日々の力にしてくださいねと話されていて、これにはじーん!感動しました。先月階段から落ち、ひどいムチウチになって目眩が治らずもう人生終わったと落ち込んでた私。信じられない精神力に力をいただきました。私は少なくともカツカレー、カロリー論外なら自力で毎日食べれるではないか。

先生、今度は加古川にカツ飯を食べにいらしてくださいね!カツカレーに似てるのよ 笑

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