海のあれこれ。
2〜3日前、夕方あたりの仕事中。
ヘリコプター2機が海の周りを低空飛行していた。
誰か溺れたんだろう。
台風の影響で波が高かったし、サーファー達もその日は全然サーフィンしてなかった。
僕の仕事はキャンプ場と周辺の公園の管理で、サーフィン場も管理している。
この前は、若い男子が「友達がカツオノエボシに刺されました」って言ってきて、とりあえず友達の具合を見てから、僕は救急車を呼んだ。
カツオノエボシはクラゲの事で、青いやつ。
お盆過ぎたころ、どっかからやって来るんだけど、たまに波乗りしてるとビリっと電気が流れる時がある。
よく見るとカツオノエボシがくっついてるんだよねー。
結構普通にいるもんだし、しばらく痛いけどじきに治るから大丈夫だろうって始め僕は思ってたけど、刺された?触手に触れた?男子はグッタリして悪寒がするし、呼吸困難って言っていた。
それで病院に運ばれたんだけど、翌日そのサーフィン場で彼等にまた会った。
「昨日はありがとうございました」
「早い段階で医者に診てもらって正解でした」
って言っていた。
後で調べると、カツオノエボシの毒性はかなり強いらしい。
僕がたまに刺されるのは、たまたま小さな奴だっただけなんだなって思った。
二度目に刺されると、アナフィラキシーショックを起こしてショック死する危険もあるとか。
浜に打ち上げられたカツオノエボシは、見た目は綺麗な色しているから、小さなお子さん連れていく場合は注意してくださいね。
刺された時の対処法はググれば沢山出てくるので、焦らず対応することが肝要かと思うよ。
話は戻るが、ヘリコプターはサーフィン中に流された人を探していたらしい。
無事に見つかってほしいよ。
荒天の波が高いとき、命綱はリーシュコード。
これが切れたり、外れたらマジで大変なことになる。
自力で浜まで泳いで帰らないといけないから、とにかく冷静に体力をなるべく使わずに、漂うくらいの感覚がないと、死ぬ。
冗談じゃなくて本当に死ぬかもしれない。
さらにカナヅチとなると、ゾっとする。
以前オーストラリアでバワフルな波に挑戦したとき、失敗して波に巻かれて、リーシュコードが切れたことがあった。
他にもサーファーは沢山入ってたんだけど、ワイドなビーチだし、海面から顔しか出せないから、誰も僕には気付かない状況。
大きな波が来る度に、水中に潜ってやり過ごすけど、波の力が凄いからグルッと回される。
かなり疲れるから、ずっと背泳ぎで戻りながら波がきたら潜る。
それを繰り返して、30分くらいで運良くビーチまで戻ることができた。
本当にぐったりよ。
一刻も早くあの後寝たかったもん!!
スイマセン舐めてました。
海を侮った結果、海の怖さを知った。
チャレンジすることは、自分が成長する為には避けては通れない。
怠慢や惰性。
いつも同じルーティンを繰り返すと、同じところで場馴れしていく。
それが低い位置だとして、いきなり高い位置のチャンスがやってきても対応できない。
散々な結果になるのは目に見えてる。
自然遊びも人間界のビジネスも同じ。
準備して見極めて、日常をルーティン化させない努力をにこやかに積む。
にこやかスピリチュアルが大事。
毎日がブランニューデイby清志郎。
また台風が近づいてきてるね。
くれぐれも海を侮ることなく、海へのリスペクトと準備をしっかりしておいて下さいね。