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保険屋さんの経費事情

保険の外交員は個人事業主

あまり知られていませんが、保険の外交員(以下、保険屋さんと表記)は法律上、個人事業主になります。給与をもらう会社員とは、少し勝手が違います。
保険屋さんの収入は税法上、外交員報酬という分類になります。会社から受け取る収入から、経費等を引いた残りの金額を計算し、確定申告をして、所得が決まります。

贈答品やカフェ代は職員の自腹

あまり知られていませんが、保険屋さんがくれる贈答品やカフェ代は、基本的にその職員の経費、つまりは職員の自腹です。書類を送るときの切手代なども、自腹です。
個人商店のようなもので、経費に関しては、人によって考え方が様々。できるだけ経費をかけないよう立ちまわる人もいれば、目的を見据え、積極的に使う人もいます。
経費をかけないよう立ちまわる人は私の周りにもいますが、「お金のかかる場所で合わない」「郵便物は直接家に持って行き投函する」など、徹底してますね。時間効率よりも経費を掛けないことに執念を燃やしているような人もいます。
私はそこまで経費を意識するタイプではありませんが、一度、レターパックで書類を送ったお客さんから「書類を失くしたので再送してほしい」の連絡が2回あり、合計3回同じ書類を送ったときは、「この人、自分が再送を依頼する度に私の所得が減っていることなんて一ミリも考えてないんだろうなぁ(笑)」と思いました。
もっとも、会社の経費で書類を再送する場合でも、かかっている経費の額は同じなんですけどね。個人事業主のほうが経費をより自分事に感じますね。

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