ライフストーリーワークって何?Part2
皆さん、こんにちは。
一般社団法人Heart resQの小松奏楽(こまつそら)です✨
今回は前回に引き続き、児童養護施設等の社会的養護において行われる取り組みの一つライフストーリーワーク(以下:LSW)についてお話ししたいと思います。
LSWの概要や歴史については前回のnoteをご一読ください。
今回は以下の内容でお話ししていきます。
LSWの内容
基本的に社会的養護におけるLSWは、子どもと養育者と
1対1で行われるとされています。
LSWの頻度や期間、内容についてはさまざまですが、
基本的には「ライフストーリーブック」と呼ばれる
あとで読み返すためのものを用いて行われます。
ライフストーリーブックには子どもたちの生い立ちや
家族、生まれた場所、今の自分や未来の自分について書き込んでいきます。
ライフストーリーブックは支援者、子どものどちらかが作成するものではなく
子どもの過去を整理していく過程として行なってものを書き込むことによって作り上げていくものです。
Amazonでは例としてライフストーリーブックの型の販売もありました。
LSWは以下の3つのステップに分かれて行われます。
①日常型のLSW
②セッション型LSW
③セラピー型LSW
日本ではセッション型を主とするイギリスのLSWに比べ、生活場面における
日常型のLSWをセッション型に繋げる下地や準備として捉えられており
LSWの一つの形態として重要視されています。
それぞれの形態については
次回に詳しく取り上げたいと思っています。
支援者としてのLSW
やはりLSWの中で子どもたちの心は大きく揺さぶられ
精神的はものだけではく
身体的な影響や言動にも変化を与えるものです。
支援者はその子どもの変化を受け止めながらも
LSWのゴールに向かう過程を支えなければなりません。
二時受傷という言葉もあるように
支援者もダメージを受けてしまいます。
支援者同士も支え合うことができなければ
本来誰かを支えるはずの支援者が潰れてしまう結果になりかねません。
支援者を支える支援者についても今後お話しできればと思っています。
今回は以上です!
次回からはLSWの3つのステップに焦点を当てて
お話しできればと思っています。
次回もよろしくお願いします!
HQ小松でした✨