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Powerautomate for desktopを使って2日で本の貸し借りシステムを作ってみた

みなさんこんにちは!HQ井上です!

HQとして居場所事業が本格化していくなかで、こんな記事を見つけました。

本棚オーナー制度というもので、いわば「皆で作る地域の図書館兼コミュニティ」といえるものでした。。。!!

これは凄い!自分たちでも出来たらと思い立ち、先にpowerautomateを使い、貸し出しシステムを作りました(HQメンバーの誰にも伝えず、勢いで作ってしまいました笑

前準備
①powerautomateの学習

・powerautomateとはRPAツールと呼ばれる作業を自動化してくれるツールのことです。
・Microsoftが出しているため、エクセルの操作やoutlookのメール送信を自動化する機能も作れます。
・powerautomate for desktopは使える機能が限られますが無料で使えます。

。。。と、存在は知っていたのですが、触ったことは無かったため、モノは試しとpowerautomateの学習から始めました!

下記Youtube動画で学習をしました!(プログラミング経験者であればすんなりと理解できるものでした!!

②データベースの設計と処理フローの作成
システムを作成するにあたってまずは要件定義から始めるのが普通ですが、ある程度自分の頭の中で要件は決まっていたため、設計から始めました。(自分しか見ないため、だいぶ雑な設計になりました
設計にはMiroというツールを使い、データベースはSQLの代わりにエクセルを使用しました!

処理フローは、
①入会者登録
②書籍の登録
③書籍の貸し出し
④書籍の返却
の4つを作成しました。本格的に使うとなると検索機能等の実装も必要になりそうです!


③powerautomateで処理を作成する

各種処理フローをpowerautomateで作成しました!
(処理内容を書くととんでもない量になるため、割愛させてもらいます笑

基本的に利用者の方が操作できるように、メッセージボックスに表示されている操作を行ってもらうことで登録や貸し出し、返却が行えるようにしています。

【入会者登録フロー(一部)】

【書籍登録フロー(一部)】

【書籍貸し出しフロー(一部)】

【書籍返却フロー(一部)】

④テストを行う
最後に全体を通して不具合が起きないか、処理単体で不具合が起きていないかを確認するために複数パターンでテストを行いました。

⑤完成!!

本の貸し借りシステムを制作期間2日かつ無料ツールのみで作成が出来ました!
powerautomateはローコードツールのため、コードをゴリゴリ書くよりも早くかつ保守性も高いため、おすすめです!