#001 noteでも『HeART』を
なぜnoteをはじめるのか
初めまして。デザイナーの木内健太郎と申します。
幸いなことにJohn Frusciante Guitar Sound Book『HeART』が2022年に完売した現在もYouTubeやInstagramでDMをいただくことも多く、このnoteでも『HeART』が読める(無料・有料を含む)コンテンツを制作して様々な方に楽しんでいただけたらと思いはじめることにしました。定期的に更新していきますので、気になる方、私と同じ趣味を持った方、ぜひフォロー・URLのブックマークをお願いします。
それでは『HeART』について知らない人のために簡単に説明させてください。
HeARTとは
HeARTは、He + ART =『彼の芸術』という意味と、自身が心を打たれた体験を表現した『心』=Heart という二つの意味を込めてネーミングしたこの本は、RED HOT CHILI PEPPERSのギタリストJohn Fruscianteのギターサウンドにフォーカスした本で、2018年より本の制作に着手し、著者の私がアートディレクション・デザインを行い2021年に1,000冊限定で自費出版しました。言語は日本語と英語のバイリンガル表記となっています。
HeARTはどのように販売されていたのか
2020年12月26日にYouTubeやInstagramで本の発表をさせていただき、私のオンラインショップで事前予約を開始し、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本など国内外の650人の方にご注文いただきました。事前予約をいただいた方の特典は、赤いハンドペイントが施されたケース、残りの一般販売分はシルバーで印刷されたケースをご用意しました。赤いハンドペイントケースは税込19,800で販売、シルバー印刷のケースは税込16,500で販売、2022年夏に完売しました。
HeARTの概要
本の内容について本の目次から抜粋して概要を説明します。
上の写真左側、グレーカラーハードカバーのBOOK1は311ページで
・John Fruscianteを撮影した4人の写真家の作品
・John Fruscianteの自宅で撮影された30本のギター写真
・著者蒐集のJohnが使用した68台のエフェクター
・12台のアンプの写真
・8種類のペダルボード再現(MOTHER'S MILK〜STADIUM ARCADIUMまで)
・John Fruscianteのギターエフェクター・アンプのエピソードや解説
・John Fruscianteのインタビュー
写真右側、ペインティングが描かれたペーパーバックのBOOK2は176ページで
・8種類のペダルボード接続順の考察
・スタジオアルバム全曲の楽器、機材の考察
MOTHER'S MILK、BLOOD SUGER SEX MAGIK、CALIFORNICATION、
BY THE WAY、STADIUM ARCADIUMの全曲の楽器、機材の考察
・ライブ音源
LIVE AT SLANE CASTLE 2003とLIVE IN HYDE PARK 2004の全曲、
2006-2007 STADIUM ARCADIUM ツアー曲から抜粋した楽器、機材の考察
・ギターアンプの専門家を交えた考察
・世界のJohn Fruscianteフリークのインタビュー
BOOK1はJohn Fruscianteの写真集とエピソードといった内容になっており、BOOK2は著者17年間のギターサウンドの考察をまとめた内容となっています。
この2冊組の本がHeARTです。
以上になります。
次の投稿ではHeARTの制作に至るまでの経緯について書いていこうと思います。