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セカンドストーリーを始める元部下に4年の月日を経て感謝された話

今月某日は元上司で現会社経営者から懇親の場を設定いただき、企画責任者としてスカウトされた。

そして今回は別の話。

上記の懇親会の翌週、同じ会社で私が最後に在籍した職場の方から懇親の機会にお招きいただいた。今回は私同様、定年を待たずして退職してセカンドストーリーを開始する方の壮行会である。当時のメンバーから厳選?の10人程度のこぢんまりした会だったが、主役としっかり懇親するためにはちょうどいい規模感であった。

主役の方は、当時組織責任者だった私が異動をお願いして迎え入れた方ということあって、感慨もひとしお。
社内研修所を運営していた4年前、コロナ禍で突如集合研修ができなくなって急激にオンライン化をすすめる上で、既存のメンバーでは限界があったために白羽の矢をたてた方であった。
年齢は私と同じ(当時55歳)のベテラン社員。

結論として、その方を迎え入れたことは大成功で、懸案事項だったオンライン研修の立ち上げができ、多くの社員に“学びの場”を提供できた。結果的にはオンライン化で社員が研修に参加しやすくなったことで、受講者の拡大にもつながった。
良い異動だったという話で終わりそうなのだが、、、実際は本人から…

なぜ異動させたんですか!と文句ばかり言われていた笑


事務職よりはものづくり現場に近い方だったということもあり、研修企画という仕事は青天の霹靂だったようで、戸惑いが大きかったようだ。
1on1ミーティングの機会では、毎回1時間以上、ほぼ9割聞き役に回っていた。それでも、この方が研修の仕事に向いているという確信もあったので、粘り強く対話を続けた。
文句を言いながらも、しっかりと業務をこなし続けてくれた。

月日は流れ、私はこの2年後に早期退職で転職。自分の壮行会で会ったのが最後になった。

そして久しぶりの再会の日、今度はこの方の壮行会。

退職後は地元の介護事業所に勤務されるということで、転身先もこれまで未経験の新しい仕事にチャレンジされるという話であった。
そして、その事業所に入社する決め手となった理由を聞いて驚いた。

経営者が🔴🔴さん(私)に似ていたから


なんと、冗談ではなくて本当にそれが理由だった( ゚Д゚)
HPを見せて経営者の写真をチラ見したが、確かに雰囲気は似てるのかも、、、と思ったが…私よりは少し若くてイケメンかな笑

後で伝わった話によると、会社のメンバーにも転職を決める際、上記のことも踏まえて私のことを盛んに話していたと聞いた。
私が退職後も研修企画の仕事は続け、“なくてはならない人レベル”になるほどまでがんばってくれていた。
結果的には良い異動したことを喜んでくれていた。また、異動当初は恨んでいた?私を今は慕ってくれていることを今になって知った。
そのことを間接的に伝えてくれたのだ。

4年の月日を経て感謝されマンモスうれぴー(死語)


送別会では、OBは私一人だったのでお客様気分で参加も、最後の贈る言葉に指名されて、急に気を引き締めることになる。

私のような人に引っ張られる運命、がんばって!

とエールを送った笑。

人生のセカンドストーリー、ともにがんばろう!


次行ってみよう!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
たった一人だけど、自分に感謝してくれた部下がいたことが予想外の喜びとなりました。
今月は元上司からのスカウト、元部下からの感謝の言葉をもらう思い出深い月となりました。振り返れば、うまく関係性を作れなかった上司や部下の方が多かったかもしれませんが、59歳になった今は都合の良い思い出だけを残したいと思います^^
また来月からもがんばれそうです。

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