終息後の私へ-また空の上にいるように-
4月8日(水)
緊急事態宣言
世界が静かに俯く中、私は空を眺める。
こんな時でも飛行機は飛んでいく。
だから私は、混沌とした今の先に、また空の上にいる未来を諦めない。
家から出る事が許されたら、まずは山下公園に行って思い切り太陽を浴びよう。
県から出る事が許されたら、行った事がない四国や九州に行こう。
日本から出る事が許されたら、3月に諦めたミャンマーに行こう。
行きたいところはいろいろあって、終息後の私を旅へ誘うメモがノートを一杯に埋めている。
こんな時なのに、久しぶりに読み返した「星の王子さま」の景色から箱根の「星の王子さまミュージアム」を思い出した。
遺伝子検査をしたら、自分の中を流れる血がどんな国を渡ってきたのかがわかって、その通りに巡る旅をしてみたくなった。
2時間で行けるヨーロッパ「ウラジオストク」を知って、シベリア鉄道に乗る方法を調べた。
まだまだ、行きたい場所と見たい景色はあふれてる。
だから私はまた空の向こう側に飛んでいくことを諦めない。
だから今こうして窓から空を眺める。