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バトルグラウンドで精神が乱れるとき

こんにちは。めいぴです。

前回の記事を読んでくださった方はありがとうございました。
前回の記事は、割とありきたりで大まかな事しか書きませんでしたが、今回は特にメンタルコントロールに焦点を当てて書いてみました。
そのため、様々な人をターゲットにしております。


1,下振れ

下振れという単語を取り出してみても、バトルグラウンドには多くの下振れがあります。特に、このゲームは一期一会性が非常に強く、何においても上振れ、下振れが存在しています。そこで勝手に下振れを3つに分けてみました。

酒場のミニオンの下振れ

読んで字の通り、酒場に並ぶミニオンの質が非常に低い時です。

一年前の異常環境から引っ張り出しました

このように、酒場のミニオンが自分の盤面と全然マッチしない、どれを買っても現状を変えることができないようなミニオンばかり並ぶことです。このような状況の時、下のグレードの酒場が弱ければ、上のグレードへと行くと思いますが、上のグレードでも弱いミニオンが並んでしまえば完璧な下振れと言えます。そうなってしまうと早急に勝負を降りる決断をしなければならなくなり、それがストレスとなり萎えてしまいます。酒場が下振れた時にテンポを取って3,4位フィニッシュするというのは非常に難しいことですからね。

トリプルからの発見での下振れ

酒場のミニオンは普通、なんなら強くテンポがあるときに、都合よく組んでいたペアからトリプルを作れるようになります。大抵の場合、そのトリプルから強いミニオンを発見して、方向性を定めていく、もしくは、今の盤面と照らし合わせて、より部隊を強くしていけるようなミニオンを取ります。だいたいは理想ムーブを描いて、それ通りに動けることをのぞむでしょう。
例えば、あなたが海賊構成を組んでいるとして、盤面に「不平抱く船大工」のトリプルが見えて、それをトリプルしたとします。このトリプルから、「グレイメインの勇者」、「イライザ・ゴアブレード提督」、「艦隊提督テティス」が発見できれば非常に強くすることができます。しかし、もしこのような発見だったならば

構成とマッチしていなさすぎる発見

最悪です。海賊構成をやりたかったのに、掲示されるミニオンは全てミスマッチなミニオンで、これだけで萎えてしまうという人もいるのでは無いのでしょうか。バディのトリプルからの発見もありますが、今の環境は最初の発見で強いカードを発見できなければ、他のプレイヤーに後れをとり、負けてしまうような事態となってしまうでしょう。そうなれば、自分の理想通りにならなくて、大きなストレスとなります。

ヒーローの下振れ

最初のヒーロー選択で出鼻をくじかれるということです。現環境でトップクラスに強い、「アズシャラ女王」、「ヴォルジン」、「テス・グレイメイン」のようなヒーローや、「ピン・ゾロ」、「商大公ガリーウィックス」、「バンドマネージャーE.T.C」などの強いヒーローが選択肢にある時は理想BANであるならば迷いません。しかし、「炎の王ラグナロス」、「ガフ・ルーントーテム」、「オズマット」、「キャリエル・ローム」、「エンハンス・オ・メカーノ」のような弱いor微妙なヒーローばかり並んだ時に、これだけでやる気をそがれる場合があるでしょう。「え?このヒーローの中から選ぶの?最悪だなぁ・・・」と萎えてしまいます。そうなるとやる気が0に近い状態からスタートしなければならないため、投げやりなプレイをしてしまうでしょう。


2,相手の上振れ

これはシンプルです。相手プレイヤーが今までに類を見ないような上振れをしており、それにコテンパンにやられてしまう時です。そういうプレイヤーにマッチングしたときにすぐ勝負を降りて、4位を目指す人は非常に強いプレイヤーです。ですが、たいていのプレイヤーがそうではないと思います

上の画像は、「驚異の教育玉」で上振れた「デナスリアス陛下」に負けた試合の時です。このように、明らかに強い盤面でも、平気でそれを上回るような部隊を組むプレイヤーが現れます。特にバディ環境ではそれが顕著となり、下位落ちしているプレイヤーの部隊のレベルが高いなんてことも多いです。このような環境下でいかにメンタルを崩されないかが重要です。ここで「この試合はもう一位無理だからもうどうにでもなれ」と思って投げやりなプレイになってしまうと非常に厳しいです。実質的な投了をしています。

3,当たり方が悪い

戦闘フェーズによる当たり方の悪さで、本来勝てるはずの試合を落としてしまうことです。当たり方によって15点バリアを下回って、次のぶん回ってる相手に当たって下位落ちをした。当たり方が悪かったせいで低%負けを引いて死んでしまったなどなど・・・そういった経験をする方が多いでしょう。これに関しては完全にコントロールすることはできません。神社にお払いに行こうが、お守りを買おうが無理です。今まで丁寧に考えて、積み上げてきたものがたった一度の当たり方の悪さで全てがなし崩しになった時は、堪えがたいストレスに襲われることでしょう。そうなると自分に自信が無くなり、ぐちゃぐちゃになってしまいます。

格下相手に当たり方で負けて2位になった試合

どんなプロプレイヤーでもこの当たり方に振り回されます。それを防ぐために、配置学というものがあるのですが、それはあくまでもこのような事故を最小限に抑えるためであり、やはり防ぎようがないところです。

4,煽りエモート

これはどんなゲームでもあることで、どんな対戦ゲームでも悪質なプレイヤーはいます。勝てている時は、あまり他のプレイヤーのことは気にならないため、煽りエモートをされようが気づくことはありません。しかし、負け越している時は、集中力が少しづつ途切れている状態であるため、あらゆることに注意が引かれてしまいます。そこで、煽りエモートを目にすると、それに対する怒りの感情がこみ上げて、より、自分の盤面が見えなくなってしまいます。煽りエモートなんて無意味なことであると理解しているはずなのに、見逃せないのです。

5,勝ちたいという気持ちの表れ

煽りエモートと少し関連しますが、連敗している時は集中力が少しずつ削がれていると述べました。それは連敗している状況に対して焦りを感じているからです。「このままだとまずいから次の試合は1位を取りに行こう」といった気持ちが逆に連敗へと繋がってしまいます。このような考えはバトルグラウンドをする上ではノイズであり、「勝ちたい」という気持ちが先行しすぎて盤面が見えなくなります。そういった状態にあるとき、常に自分の目は曇っており、小さなミスやミニオン購入の妥協ラインをどんどん上げてしまうなど、逆に自分を締め付けるようなプレイをしてしまうのです。とはいえ、この「勝ちたい」という気持ちこそ真剣にバトルグラウンドをプレイしている証であるため、一概に悪いとは言えません。実際に私もレートが上がるにつれてこのような気持ちがよく現れるようになりました。ただ、これが表に出すぎている場合は要注意です。それは向上心などではなく、虚栄心と言えるでしょう。

このように主に5つの要素がバトルグラウンドをプレイしている際に精神を歪める原因となります。では、これらの要素に対してどのように付き合っていけばよいのでしょうか。それについて説明していきます。

どのように向き合えばいいのか

何度も言っている通り、これらの要因はプレイを歪める大きな原因となります。そして、これらは完全に消すことが不可能です。下振れは確率論ですので、いつでも起こりえますし、当たり方に関しても悪い時もあれば良すぎるときもあります。それに、悪質なプレイヤーも消えませんし、勝ちたいという感情は対戦ゲームである以上消せません。だからこそ、私はこれらを飼いならす必要があると考えています。「飼いならす」というよりは「糧にする」というほうが正しいかもしれませんね。上記の要素を「敗北因子」と呼びます。この敗北因子が付きまとっている時、あなたは自分に自信を無くしてしまうでしょう。それが、ポーカーで言うところの「ティルト」なのだと思います。私はポーカーしたことはありませんが。

・成績を切り取って考えず、分散を受け入れる
・自分の実力は勝ちの積み重ねで考える
・直近の成績は過去のものであると考える

下振れているときに”それ”は起きる――――――――yume@poker
https://note.com/yumenekosyotyou/n/n360372aaf68f

この方が仰る通り、勝ち負けはあくまでも「結果」であり、過去のものです。大事なのはそれによって得たものですから。下振れて負けても、その中で何か得たものがあればあなたはその時点で「勝っている」と言ってもいいでしょう。試合に負けて勝負に勝っています。例えば、「下振れて5位で終わっちゃったけど、今までの自分だったらとことん負けて8位まで落ちたのが、粘って5位まで上り詰めることができた」と自分を認めてあげます。そうすると、自己肯定感が養われますし、自分が行った戦法が、下振れた際に有効である。と学習することが可能なのです。
また、連敗をしていても、決してあなたは下手ではありません。連敗によってむかむかした心を休めなかったことに対しては反省をすべきですが、自分の実力を非難してはなりません。仮に実力がなかったとしたら、あなたはとっくの昔にレートの底に落ちているでしょう。でもそれが無くて、中途半端なところで立ち止まっていられるのは、あなたの勝ち数が直近の負け数よりも圧倒的に多く、実力がついているからなのです。なので自信を取り戻して、再び勝ちへと邁進するためのインターバルであると考えます。
煽りエモートを受けた時に「煽りエモートとか幼稚だな。それに比べて俺は紳士的にバトルグラウンドをプレイしている」と、相手よりも自分が優秀であるということを思うことで気にすることもなくなるでしょう。

いかがでしょうか。今回取り上げた内容というのはコギコーギーさんの記事に強く影響を受けています。

圧倒的に私の記事よりも読みやすく、わかりやすくできておりますので、是非ご一読ください。バトルグラウンドは思った以上にメンタルコントロールが必要なゲームです。コギコーギーさんのこれらの記事と私の記事を読んで、あなたが5つの敗北因子に打ち勝てる日を祈っております。それでは、良きバトルグラウンドライフを。

Thank you for reading!!

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