眩しかったあの頃の僕ら ~後編~
※この日記は2006年09月04日にmixiで書いたものです。
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さて。同行した奴しか楽しめないBBQストーリー、
後編が始まるよ~!
『眩しかったあの頃の僕ら ~前編~』の続き。
【前回のあらすじ】------------------------------------
とある難関なミッションを任された男。真夜中に国道を抜け、
命からがら やっとの思いで河原-gujou-へ辿り着く。
しかしそこには、動物の肉を喰らう恐ろしい怪物達が…!
なんとか紛れ込むことに成功した男が手に入れた食料、
なんとそれは、生焼けの魚だった――――――――――――。
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生焼けの魚を食した後、俺・K野・G・M人・I井の5人で
郡上名物(?)であります、『12mの橋上から川へダイブ』を
行うことにしたのです。
みのちゃんも誘ったが、
頑なに「ケガには気を付けるんだよ…」と
お母さん目線で話してくるので、
こりゃダメだと思い、置いてきた。
橋の上。
我々以外にも半裸の若者達が集っている。
だが勇敢に飛び込んでいるのは全体の半数ほどである。
そこへ、場の流れを変える俺達がやってきた。
俺はドキドキしていたが、まぁ去年も飛んだし大丈夫だ。
Gは恐怖心が麻痺しているので今にも飛びそうである。(頭のネジも)
K野は怯えつつも割とテンションが上がっている。
M人はビビッているがシェフなので飛んでくれそう (?)。
I井さんは後方でTシャツを着て郡上市民に溶け込んでいる。
まずはGがよっこらしょと橋の手すり部分に立ち、
そのまま間髪入れずにダイブ。観衆どよめき。
続いてM人、K野がカウントダウンにて飛び込む。
I井さんは相変わらずTシャツを着て観衆に溶け込んでいる。
3人が戻ってきた後、俺も改めてアイ キャン フライ。
端から見ると分からなかったかも知れんが、
少し溺れかけたのですね。
俺はもう満足したが、
Gがノリノリでもう一回飛ぼうと言い出し
今度はいっぺんに2人ずつ飛ぶことに。
GとM人、俺とK野のペアで順番に飛ぶことになり、
石井さんは相変わらずTシャツを着て観衆に溶け込んでいる。
ダイブした後に橋の上に戻ってきたところ、
近くで見ていたらしきオバちゃんに
「そこで見てたわよぉ~、かっこよかったよぉ~」
と言われ、背中をバッチンと叩かれた。何をする。
I井さんは相変わら(略
そんな感じでGとM人はさらにもう一回飛び、
俺は割と呆れました。
結局I井は飛ぶこともなく、言葉少なに橋をあとにしました。
K野が「I井さんにはガッカリだ!」と言うと、
I井は何故かいっくんのせいにしました。
1~2時間ほど経ったので河原に戻ったところ、
未だに皆はアホ面ならべてグースカ寝ていた。
癪に障ったので、BBQ後半戦でありますところの
【焼そば】を起きてる奴らだけで食べることにした。
屈強な男達によって鉄板の上にぶちまけられた
焼そばとモヤシがジュージューと美味しそうな音を立てる。
するとどうだろう。
今まで爆睡していた奴らが一人、二人と目を覚ますではないか。
これはいけません。このハイエナどもめ、目にモノ見せてくれるわ。
そんなことを思ったかどうかは知らないが、
まず皆はハイエナ1号(いっくん)に魚が捕れたことを伝えた。
そしていっくんのテンションが上がったことを確認するやいなや、
「←あそこで捕れたよ」
と、"魚が捕れた場所とは全く正反対の場所" を指差した。
「俺も捕まえよ!」
そう言って張り切ったいっくんは捕獲場所(ダミー)へと向かい、
魚を捕まえようと必死になり出したところ、
俺達は焼そばを食った。
それに気付いたいっくんは急いで戻ってくるが、
着いた頃には鉄板の上は焦げ跡しか残っていないのだった。
そんな流れを3回ほど繰り返し、
宴:後半は終了となりました。
ちなみにハイエナ2号(F上)は堂々と焼そばを食っておった。
そうして焼そばを平らげた後、
到着1時間後からしつこく眠り続けている
イモやん (味しおコショーまみれ) と
H野 (闇の貴公子) を叩き起こし、郡上を後にした。
というわけで、
この日の出来事をまとめた一句を詠みたいと思います。
『肉焼いて 飛んでハシャいで 肌焼いて』
彦麿呂です。