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なぜ英語をたくさん学んだのに英会話ができないのか①

あなたは英語を話すとき、言いたいことをすらっと英語で言えますか?

もしくは

1.まず日本語で文を考える
     ⇓
2.日本語訳に当てはまる単語を思い出す
     ⇓
3.文法を考える
     ⇓
4.英語の文章にする
     ⇓
5.英語で言う

といった工程をふんでいませんか?

日本で学校で英語を学んできて、ネイティブとあまり会話をしない人のほとんどがこういった思考になっているでしょう。


日本の学校での英語学習方法では英語は話せない?


少し私の話をさせてください。
振り返ってみれば10年以上英語を勉強してきました。

小学校3年生のときに父の仕事の関係で香港に引っ越し、
日本人小学校、中学校に通いました。


当時の香港はイギリス領土。英語のレッスンが小学校では当たり前にありました。


私は自宅でも英語のレッスンを受けていましたが
学校の英語のクラスも、自宅でのレッスンも外人の先生のオールイングリッシュでした。


そんな環境が当たり前だったからか
海外旅行に連れて行ってもらった先で出会った外人の子ともすぐ仲良くなり遊んでいました(おそらく英語で)

高校入学のため、日本に帰国したあとも
高校、大学の外国語学科で英語を専攻しました。


中学校までに感謝すべきことは、日本人学校で常に英語を使う環境ではなくとも、少なからず英語を聞き取る耳が育っていたということ。
おかげで英検もリスニングだけは一発合格できていました。


大学時代も単身オーストラリアにホームステイに行って
ダイビング三昧…いや普通に現地のツアーに参加して1人でホテルに泊まって過ごしたり。

今思えば英語に関してなんの支障もなかったんだなぁと驚きます。


そんな私でも。

社会人になり、子供を産み、数年英語を話す環境を離れてきたからなのか・・・?

いざ英語をペラペラっと話せるだろうと思っていたら

でてきたのがこれ。

1.まず日本語で文を考える
     ⇓
2.日本語訳に当てはまる単語を思い出す
     ⇓
3.文法を考える
     ⇓
4.英語の文章にする
     ⇓
5.英語で言う


この思考!

え。こんなに話せなかったっけ?!

軽くショックを受けました。。


考えてみれば、日本での英語の勉強は

【ひたすら単語と文法を覚える】

でした。


中学校はあまり記憶にありませんが
小学校の時はオールイングリッシュでありながらも

単語や文法を教わる なんて事はありませんでしたし、

単語がわからなくて先生が何を言ってるかわからなくて落ち込むなんてこともありませんでした。


実はこの違いが英語を学ぶ上で注意すべき点です。


私は英検1級まで取りましたし、大学でも中高英語教諭免許が取れたくらいなので、そこそこの単語や文法を覚えてきたのだと思います。

けれど、外国の人と会話をするときに

高校受験のときに必死で覚えた単語なんて一切出てきませんし

ものすごく堅苦しくていいなれてなくてカミカミになりますし、

できれば使いたくないし、そういった難しい英単語はなおさら文章を組み立てないと全くネイティブに通じません。


イコール


日本文から英語に訳して会話をするなんて  無理。

いやきっとそれを毎日やってできる方もいるんだと思います。


1つ注意してほしいことがあります。


英語=日本語訳

で覚えていると間違った英語を使っている場合があるんです。


長くなったので次の記事でお話しますね。


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