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Heart Cocktail @ とみなが1

とみなが40周年感謝の会
2024年3月5(火)から8日(金)迄勤務します。
午後6時から11時
おひとり¥4,000飲み放題


東京ディズニーワールドが40周年だとか。

1984年昭和59年。

私はその頃東京レストラン経営専門学院
バーテンダー師範科の2回生で
銀座のセントサワイオリオンズに見習いバーテンダー
として見習い勤務中だった。

当時銀座のタウン誌銀座百点に、
池波正太郎さんが銀座日記というのを連載していて、
のちに単行本となったものを毎年軽井沢の山荘で
読み返すのが一時期夏恒例の習慣だった。

映画好きで知られる池波さんがよく通ったという
試写会場が銀座の勤務先のバーの近くということもあり、
彼が立ち寄る付近の飲食店や銀座の風景描写が
私自身の当時の回想と重なって懐かしかった。

とみながのオープンがやはりその頃で、
店主のママ富永京子さんと、
バーテンダーの早川元一さんが切り盛りする
カウンター9席とほかにテーブル2つほどの小さなバー。

私も当時仕事帰りなどにひとりで寄れる貴重なバーとして
時折り利用させていただいていた。

お店のお客様主催の
隅田川花火大会鑑賞会に誘っていただいたり
社会見学ということで
湯島あたりのバー巡りに同行させていただいたりと
当時から今までの長いおつきあい。

早川さんは、ホテルニュージャパン料飲課において
澤井慶明さんの門下生だったバーテンダー。

今は澤井さんも早川さんも鬼籍に入ったが、
ユーモアのセンスのある澤井さんが
年齢柄だんだんと増えてゆく仲間の葬儀の席で
「いいね!こうやってみんなと再会できるっていうのは、
またやろうよ,,,,で次は誰の番?」
と冗談を飛ばした声が今も懐かしく笑いと共に
思い出される。

早川さん亡き後も
ひとりでバーを開けているママを
どうしているかしらと訪ねたのは
ちょうどパンデミックの頃。

世間同様、人生の執行猶予期間的に時間のあった私は
いろいろとクリエイティブな好奇心が盛り上がっていて
ママにインタビューを申し込み
ご自身のことやお店についてなど
いろいろとお話を伺ったことがある。

京子さんのインタビュー映像をどのように
活用編集すべきかと
つらつら考えていたのだが、
このとみなが40周年感謝ウィークに
カウンターに立ってお手伝いをするという
光栄に恵まれたので
とみながについて
また店主のママこと富永京子さんについて
ご紹介をしてゆくことにいたします。


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