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宇宙玉レジン初めて販売

昨日の雪模様と打って変わり、気持ちのいい青空が広がった東京です。
僕は朝からレジンをやって、さっき昼飯を買いにスーパーへ行きました。野球の試合があったのか、小学生たちが同じユニフォームを着てワイワイと自転車で通り過ぎていくのが眩しかったです。

さて、今朝新しいチャレンジをしました。
それは、僕としてはほぼ初めての「ネット販売をしてみる」ということでした。ハートビーツとしてレジンを作り始めて1年、ずっとやってみたかったのですが、昨日の記事でも書いたように、僕は恐ろしくビビりなので、自分の作品をネットで売る、だなんておこがましくて行動できませんでした。

でも、どうしても今後はネット販売もやっていかなくちゃ、と思っていました。しかも早急に。どうしてそんな事情があるのか、について今日は書こうと思います。

僕は今年、全国津々浦々のハンドメイドイベントに出展予定です。近くなったらお知らせしますが、北は北海道から、南は福岡まで、全部で20箇所以上行くつもりです。

そうなった時、地方に僕のことを気に入ってくれたお客さんがいて、また利用したい、と思ってくれた時、またお会いできるのは1年後かもしれないし、イベントによっては開催がもう無くなってしまう、なんてこともあるかもしれない。そんな時、ネット販売を利用してもらう事ができます。

僕は生まれは東京ですが、物心つく前から高校卒業までずっと田舎で育ちました。都会に出たり、情報を得ることの難しさや、素敵な物や音楽、人との出会いがいかに都会と地方では格差があるか、を身に沁みて感じていました。
東京の人にとってイベントに行ったり、コンサートに行ったり、おしゃれなカフェや本屋さん・雑貨屋さんに行って自分の感性を磨いたりすることは当たり前のことかもしれませんが、地方に住んでいる者にとってそういう出会いって(特に閉鎖的な地域に住んでる者にとっては)本当に貴重なんです。

なんかちょっと偉そうに聞こえたらお恥ずかしいんですけど、僕の作品から自由な発想や新しい風のような物を感じてもらえる人がいるとして、その人がどんな遠くに住んでいてもネットがあるなら届けられる。本当にいい時代になったな、と思うのです。

今月3月25、26日には僕自身初めて訪れる愛媛県松山市で行われる「えひめハンドメイド&雑貨フェア」に出展します。

えひめハンドメイド&雑貨フェアDM

僕の憧れの地、松山(なぜ憧れなのか、はまたいつかお話ししますね)。
離れた土地で出会えた人が、もしかして今後も作品を求めてくれる事があるかもしれない。そんな時のために、早くネットショップを本格始動させなければいけなかったのです。
ただ、イベントで売るのと、ネットで売るのとでは、根本的にマインドが違います。

イベントでは対面のため、お客さんの反応を見ながら売ることができるので気に入ってもらえるかその場で分かります。(実際手にとってもらえるので比較的安心して手渡せます)
でも、ネットは写真画像だけなので、届いたあと「思ってたのと違うな」と思ってしまうことだってあると思うのです。
もちろんどうしても気に入らなかったら返品対応しても良いと思うのですが、気に入ってもらえるか直接分からない、というのは死ぬほど怖いです。

だからオーダー品とか、イベントで受けた受注を、後日配送する時用に使うネットショップは用意していたのですが、告知から販売、発送まで全てオンラインでお届けするスタイルを、今回初めてやってみました。

しかも2個だけ(どんだけビビッとんねん)

astrum(アストルム)
caelum(カエルム)

売れなかったら5月のデザフェスに出そう、と思って意を決して商品を登録し、インスタグラムとツイッターに告知しました。

すると、ものの1、2時間で2つとも完売。しかも僕のことをよく知るフォロワーさんが買ってくれました。

物が売れた、ということはもちろんのこと、フォロワーさんがそうやって僕の背中を押してくれたことがすごく、すごく嬉しかったです。

よく、信頼する人が自分のことを気にかけてたり、見てくれてると思うだけで自己肯定感が上がるとかいうじゃないですか。
僕はフォロワーさんに見守られてることでようやく「自分は大丈夫なのかもしれない」って思わせてもらってるんだな、という事が良くわかりました。いつもありがとうございます。

まだまだ改善点は多いですが、とても勇気をもらったので、今後も少しずつネット販売をして、もちろん地方の方にもお届けできるよう頑張りたいと思いました。

そんなわけで準備が整ったので今から宇宙玉レジン、発送してきます。喜んでくれるかなあ・・・。

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