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祈り 十数センチ前の銃口

聖なる夜かぁ…
聖なる夜でも そうでなくても
思えば毎日祈っているなぁ

人の不幸を自分の幸せにしてしまうような
そんな人達の言葉が
十数センチ前の画面からいつ放たれるか怯えてても
それが普通ですって麻痺させて生きるしかない
そんな世の中異常だよなぁ

頼んでもないのに
トレンドという名で飛び込んでくる文字の羅列は
さながら銃弾のように
至近距離から避けようもなく飛んでくる

悪意のある弾だけならまだしも
正義と信じて疑わない弾まであるから
どうやって身を守ったらいいのか
もはやわからない

見ず知らずの人が見ず知らずの人に放った弾
その銃口がたとえ自分に向けられていなくとも
誰かが誰かに傷つけられているのを見て
平気でいられるものか

祈る
そんな異常な世界で生きるあなたが
少しでも心穏やかに生きれるようにと

どうか全ての人に穏やかな夜をと
今日も祈る

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志音
どこの馬の骨かわからぬnoteに辿り着いてくださったあなた、出逢っていただき本当にありがとうございます。顔も名前も分からないのに私の文章に興味を持っていただけてこんなに嬉しいことはありません!読んでくださるあなたのおかげで、前に進む勇気をいただいております。ありがとうございます!