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【星野源「仲間はずれ」】仲間はずれありがとう

心の内を書いたノートは
今も実家の学習机の奥底に眠っている

学生時代いじめに遭っていた時
書き記したノート

死にそうな孤独の日々に行き着いたそこには

“ありがとう”

まさかのいじめっ子への感謝の言葉が綴られていた

10代の私はそうやって乗り切ったのだろう

13人しかいない小さなクラスで
私は独りだった


本当は人と仲良くしたいし
あぶれたくなんかない

でもいつもあぶれる側だった

星野さんもいつもあぶれる側だったと
語っているのを聞いて
10代の自分がようやく救い上げられた思いがした

そりゃ いじめは遭わないに越したことはない

誰かと仲良しこよしをして
誰かを除け者にしている方が楽だもんね

でもあぶれた側にしか見れない景色もある
独りになってようやく分かることもある

だからあのノートに
ありがとうと
私は刻み込んだのだ

Netflixが見られる方は是非
オードリー若林さんと星野源さんの
「LIGHTHOUSE」を見てみてください

あぶれた経験をしたことのある方には
きっと救いになってくれると思います

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志音
どこの馬の骨かわからぬnoteに辿り着いてくださったあなた、出逢っていただき本当にありがとうございます。顔も名前も分からないのに私の文章に興味を持っていただけてこんなに嬉しいことはありません!読んでくださるあなたのおかげで、前に進む勇気をいただいております。ありがとうございます!