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正解を求める心 正解など無い

色々試して自分に最適化するしかないですよ。という記事。
何事においても全ての方に有効な方法というのはありません。
必ず微調整が必要です。
私もパーソナルトレーニングを請け負う際、大きなアウトラインは変えずともお客様に合わせて微妙な調整を行います。

運動も栄養も仕事術もそう。お金の問題も同じ。

正解が分からないと安心できないんですね。
それは挑戦できないということでもあります。
挑戦しないという事は緩やかな衰退と同じで、リスクを取らない限り何ひとつ達成できないと覚悟してください。
もちろん、それでも良いんですけど。


確実に勝つ事はできるか

出来ませんよね。無敵のチャンピオンでさえ番狂わせで一回戦敗退することも珍しくありません。

先日、資産運用の勉強会に参加しまして、実際に株式投資などで生計を立てている先生が「聖杯は無い」とおっしゃっていました。
聖杯とは投資用語で「誰でも必ず勝てる方法」という意味です。
投資とか資産運用ときくとアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいますが、しっかりと方法論を学び、堅実に行えばそれほどリスクのあるものではありません。ほぼ負けないことは可能です。
一発逆転を狙いたい場合は別ですけどね。

さて、分かりやすいので投資で例えます。
投資の世界に誰にでも扱える「聖杯」があったとしたら、皆さんはやりますか?やりませんか?
必ず勝てると知っていたら、資産運用に利用しますか?
少しくらいは心が動くと思います。

しかし現実に、誰でも確実に勝てる方法はありません。無です。
資産が減るかもしれないと聞いて、投資を敬遠する気持ちはよくわかります。
言いかえると、「損をしたくない」から手を出さない。


損とは何か

厳密には「損」は無いと思っています。
失敗から学ぶことは沢山ありますので。失敗しないという事は学んでいないとも言いかえられるでしょう。

唯一、損と言えるのはチャレンジしない事。そう思っています。

チャレンジしないという事は変化しないという事。自分が変化しなくても世界はどんどん変わっていきます。
あなたが変わらなくても周囲が変わり、世界の変化に取り残され、相対的にどんどん旧式になっていくということです。

つまり、現状維持は退化することと同義です。
私も気付いた時にはショックを受けましたが、チャレンジしない事は損をし続ける行為だということです。


損をしないためには正解を求めないこと

ゲームでも勇者の剣はとても強いですね。
しかし、勇者の剣だけで倒せるほど魔王も甘くありません。
勇者自体の強さ。仲間の強さ。徐々に装備を整えて、長い旅路の果てにようやく魔王を倒します。ここにも「聖杯」はありません。

ストーリーが一本道のRPGでさえ、魔王を倒すまでの「やりかた」は人それぞれです。正解はありません。

あなたが求めるものが何かは分かりませんが、求めるものがあるのならば失敗を恐れて何もできない状態こそ「損」です。
正解が分かるまで動かないこと。それそのものが「損」です。

じっくり調べる事は大切ですが、それと同時に少しでもやってみる事で前に進んでいきます。やったから見えてくるものもあるでしょう。
すでに知っている人に教わるのも有効です。本物の先駆者は、あなたに同じ苦労をさせたくないと本気で教えてくれるでしょう。
そういった縁も、行動してこそ結ばれるものです。

正解よりも経験のほうがずっと大事。
恐れずチャレンジすることをお勧めします。
最後に関連記事を ⇒ 行動のすゝめ 完璧なんて無い


今回はここまで。最後までお読み頂き有難うございました。

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