ハーモニカ情報誌『関東ハーモニカリーグ』の表紙絵に相馬博さんの作品が
こちらはX(旧ツイッター)での投稿
こちらは少し長文(ハート・トゥ・アートFacebookページ)
リンクに飛ぶのが面倒な人もいるでしょう。全文を貼っておきます。
ハーモニカ情報誌『関東ハーモニカリーグ』の表紙絵に相馬博さんの作品が
最近は積極的に?地域活動から距離をとっているけれど、地域活動がかなり長いので、非常にアクティブに活動している “ 地域の有名人 ” の知り合いも多い。芝貞幸さんもその一人。もはや出会ったときの記憶すら思い出せない。30年近い関係になるだろうか。多方面で活躍された方で、地域の便利屋さんとして杉並での大きなイベントの音響関係の仕事を一手に引き受けてやられていたこともあったし、地域ミニコミ誌『すぎなみ文化通信』という先進的な文化発信もされていた。現在、私は杉並ボランティアセンターの運営委員をやっているが、ボラセンとの関係も芝さんがつなげてくれたような気がする。私は主にイベントで機材を貸していただいたり、たまにはささやかなお手伝いをしたり、といった関係だった。
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また、昔からハーモニカ奏者&指導者、さらにコンサートなどの企画者としても知られており、関連するハーモニカコンサートのチラシのほとんどを私が作っていた時期もあった。そのおかげで一時期は多くのハーモニカコンサートを見る機会にも恵まれた。もっとも記憶に残っているハーモニカ奏者は森本恵夫氏。すでに高齢ではあったが、見事な演奏だった。吉田秀和流に言えば、“ ひびの入った骨董品 ” だっったのかもしれないが、金継ぎされたような歴史の厚みを感じさせらる演奏だった。あとは人間味も含めて鶴田亘弘氏が魅力的だった。現在は若手も多く育っているのだろうか。最近はハーモニカ界についてすっかり疎くなってしまった。現在、芝さんは多くの仕事を手放されてしまったようだが、その中で続けてらっしゃるのが関東ハーモニカ連盟による情報誌『関東ハーモニカリーグ』の発行。けっこうな年齢にもかかわらず(たしか80代後半)、自力で印刷データを作って発注されている。すごっ!
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ここからが本題。『関東ハーモニカリーグ』では一年ごとに表紙絵の作者を変えている。毎年違った雰囲気の作者を選ぶところが芝さんの頭の柔らかいところ。マンネリに陥らないところはアート的ともいえる。以前から誰かを紹介してほしいと相談されていたのだが、そこで紹介したのが相馬博さん。そして2025年版(隔月2・4・6・8・10・12月全6回発行)の表紙を相馬さんが務めることになった。わかりやすいイラストが多い中で現代美術の作品が使われるのはとても珍しいこと。しかし、じつはこれは初めてのことではなく、フラッグシリーズのミズテツオ氏に続いて2人目となる。表紙絵を見た人が一人でも実際の相馬作品に触れてみたいと思ってくれることを願うばかりだ。
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