税務相談チャットボット
国税庁ホームページで税務相談チャットボットが試験運用開始された。
これは、税理士まごえもんのチャットボット体験記であ～る。
税務職員ふたば
国税庁ホームページのタックスアンサー内でチャットボットの試験運用が始まった。
画面の右下にチャットボットの画面ができていた。
おはようございます！ 税務職員ふたばです！
確定申告でよくあるご質問にお答えします。
今日はどんなご用ですか？
チャットを開始するのボタンを押すとこういう解説が出てきた。
チャットポッドはふたばちゃんというらしい。お堅い役所にしては可愛らしいキャラクターだ。
国税庁ホームページのタックスアンサーを見たことがある人は恐らくこうした印象を持っているだろう。
ひどいＵＩ（ユーザインターフェイス）だな。
どこを探したらいいんだよっ。
タックスアンサーは、欲しい情報をサクッと探し出せるようにはなっていない。
（オイラの主観だが）
元々、国税庁のホームページは、全国の国税局がバラバラに勝手に作っていた。
それがいつだったか、（記憶があいまいだが）たしか10数年前に統合して国税庁ホームページに1本化した。
その名残で、ユーザにとっては欲しい情報を得られにくいということになってしまっている(と思う)。
もしもチャットボットのふたばちゃんが、それなりに適切な回答をしてくれたら、とってもありがたいのではないか・・・ちょっと期待した。
チャットボットに質問してみた
ちょうど、新型コロナで緊急事態宣言が出されており、申告や納税の期限延長を確認したかったので、「猶予について聞きたい」と質問してみた。
んで、出てきたのがコレ。
納税の猶予についてをポチッとクリックすると、次の画面が出てきた。
「納税の猶予等について」ですね。
災害その他やむを得ない理由に基づき、国税を一時に納付することができないと認められる場合には、「納税の猶予申請書」を提出することにより、納税の猶予を受けることができます。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、国税を一時に納付することができない場合、税務署に申請すれば、法令の要件を満たすことで、原則として1年以内の期間に限り、換価の猶予が認められます。
また、新型コロナウイルス感染症にり患された場合等、個別の事情がある場合は、納税の猶予が認められる場合もあります。
詳しくはリンク先をご覧ください。
お～。すごいじゃないか、ふたばちゃん。
右も左も分からない人には、「なんか申請すれば大丈夫そうだ。」という安心感を与えてくれる。これ重要。
詳しいことは、税務署の電話相談センターか、税理士に相談すればいい。
所得税の申告期限は、延長されて4月16日までとなっている。
ただし、新型コロナウイルスに感染してしまった、店内を消毒しなければならなかったなどの理由で申告が間に合わない場合は、更に延長することができる。
詳しくは、チャットボットに聞いてくれw
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