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ATEEZ SAN & JONGHO COVER ‘Dear Name’

ウンチェのスター日記でサンとジョンホが二人でカバー曲をやると言ってからず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜っと楽しみにしていました。歌うまボーカルコンビが大好きなので……

過激派ティニからの熱い投書
はい
はい……
セカイ系みたいな話になってきた
「何をするべきかわかりましたよね?」←怖い


で、前も書いたんですがチェチェズには天城越えをカバーしてほしいんですよ。ユノがボカロをやる世界ならチェチェズの演歌も「ある」はずです。(言い切った)チェサンの「誰かに取られるくらいなら あなたを殺していいですか」とか聴きたくないですか??ジョンホちゃんの「あ〜〜〜〜まぎぃ〜〜〜〜💢ご〜〜ぉえぇ〜〜〜〜〜💢💢💢」の爆音こぶし回し、聴きたくないですか?????


とまあ冗談はさておき、今回二人がカバーしたのはIUの이름에게/Dear Nameです。
例によって原曲を存じ上げず(すみません)まずは予備知識無しの状態で動画を見ました。

やっぱり二人とも声がすごくいい。ジョンホはATEEZのメインボーカルではなく歌手チェ・ジョンホとしての矜持を感じるし、サンはサンでその怪物ジョンホに食われることなく存在感を放っている。歌詞はちょっと物悲しいし、服も黒いスーツに黒い背景と物々しさがあるけど、二人の表情は決して暗くはない。真ん中に立てられた緑のアーチと、二人を取り囲む花たちの楽園のような優しさのせいかもしれません。

で、本家IU氏の動画も拝見しました。

ご本人が歌っているときの表情などから何となく察するものはあったのですが……そのあと楽曲について詳しく調べて、私はこの曲について何かを語る資格があるのだろうか?と思いました。初めからこの曲の文脈を理解できる人たちに向けた歌なのではないかと。それを初見で二人の声がすごくいいな〜映像も美しいな〜で終わって、あとからこういう意味だったのか、この曲にはそれだけの重さがあったのかと分かったような顔をして感情を塗り替える。それは果たして許されることなのか?わかりません。
でも、オフィシャルプラットフォームには「FOR ATINY」と書いてあったので、その言葉を信じてもう少しだけ続けたいと思います。

"가자 이 새벽이 끝나는 곳으로"(行こう この夜明けが終わるところへ)を聴いて、私はWONDERLANDの"가자 끝이 기다리는 시작으로"
(行こう 終わりの待つ始まりへ)を思い出しました。それまで私は彼らの言う終わりの始まりというのは、恐怖や苦しみを伴う地獄の入り口のようなものだと思っていたのですが、もしかしたら違うのかもしれない。そう感じました。
もちろんこの二曲は何の関係もないはずですが、同じ痛みを受けた人たちが生み出した曲であれば、目に見えない根っこの部分で繋がっているのではないか……そんな気がするのです。

ラストは二人の笑顔が見られて良かった。

何を語らないかというのは、ときに何を語るかと同じくらい大事であることをこの曲で知りました。かつて生きていた人たちと今生きている人たちへ。ありがとう。

出典 : https://ateez.kqent.com/


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