『カリキュラム作成講座』8月生枠締め切り(次は、9月生枠の1名様募集)と、寝込んでしまったこの頃のこと。。。
こんにちは。
7月4日くらいに1ヶ月のスリランカ滞在から帰国し、帰国前から
「ちょっと体調、怪しいな、、、」
と思いながらも、安い航空券じゃないと帰れないし、でも、安い航空券って、25時間もかかるし、、、と、いろいろな葛藤がありながらも、結局値段優先で帰国をした結果
「動けない・・・><」
ほどの症状が発生してしまい、数年ぶりに病院に駆け込む、という事態になってしまいました😭
その間のレッスン、講座、ほぼすべて
・キャンセル
・延期
です。
最悪でした😭
皆さんからたくさんの同情のメッセージをいただき、それもなかなかタイムリーに返せず、気持ちは焦るけど、体が全く動かせない日々の中で、辛かった、、、というのが99%ですが、その中でも「1%、得たもの」がありました。
日本語教師になってこれまで、
・木の根っこを作るのに約15年
・チャレンジしたり、後悔したり、反省したりしながら、やっと「幹や枝葉」が定着してきて
・少々台風が来ても、枝が折れる回数も、葉が散る枚数も減ってきて
・自分と社会の呼吸が合うようになってきたという実感があって
・だから、とても充実と幸せを感じてて、、、
だったのですが、
「じゃ、私の体は?」
と、自分の体のメンテナンスを、あまり重要視してなかったことに、私の体が悲鳴をあげてしまいました。
1歩歩くのも体に激痛が走り、もう、辛くて辛くて、辛かった、、、T T
でも、こんな状況でここまで来られたのは、ある意味幸せだったかもしれません。
自分の限界が見えないまま、ここまで来てしまいましたが、次第に我慢や犠牲にも、どんどん慣れていき、それも「根っこ」の中に入っているのだと思っていたのだと思います。
そして今、人生が100年だとしたら、私はほぼ、折り返し地点にいます。
でも、私の働き方は、30代の頃と同じか、それよりもっとハードです。
でも、それも楽しかったのです。
それが「求められていること」だと思っていました。
でも、その一方で、私の体が私に求めている声には、あまり耳を傾けませんでした。
それは全て
「お仕事が有り難かったから」です。
それは、
「クラスに入れば、いつでも生徒がいる」という状況から始まる日本語教師ではなく
「教室に誰もいない」ところから、自分でなんとかしないといけない日本語教師だったからです。
そして、今のように、オンラインが主流でもなく、周りの出会った人たちにコツコツと、、、そうしながら年輪を1つ、2つ増やしてきたからです。
だから私は、今でも、時給1000円以下のお仕事もします。
無料のお仕事もします。
「日本語教師の価値」とか
「安売りしない日本語教師」という情報を見ても、全く心も動きません。
この言葉の定義は、人それぞれだと思いますが
私にとって
「日本語教師の価値」
= 0円でも、1,000,000円でも、変わらない思いで、相手に自分の言動を傾けることができる
「安売りしない日本語教師」
= そもそも「買っていただいている」と思っているので、全くこのフレーズは、私の中にはなし
実は私の「ちほみ」という名前には、漢字があります。
その中の「ほ」の次は「穂」です。
この漢字を見ると、常に思い出すようにしています。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
人のために生きながら、同時に、誇り高く存在したい。でも、頭の角度はどうでもいい。私の価値は、頭の角度に左右されないと、それも自分の軸として、心の中に持っていました。
これを忘れてしまっては、年輪はただの「自己満足の数字」になってしまうと思っていました。
これは避けたいと思い、
だから私は、今でも、時給1000円以下のお仕事もします。
無料のお仕事もします。
っというのが今までのわたし、でした。
そして今回、突然の体調不良で休業状態。
お仕事が止まる、、、もちろん、それもありました。
ですが、この期間にも
「企業契約」が決まり、病み上がり後、企業にレッスンに行き、手応えを感じることができました。
この体調だったので、準備も「完全に」ではありません。頭もそれほど回りません。
でも、
1.ご紹介
2.社長とオンライン打ち合わせ
3私からのカリキュラム下書き提案
4.数回のメールのやり取りで、内容、料金、その他詳細詰め
5.外国人社員、11名へのカウンセリング
6.正式クラス分け報告
7.最終見積もり提示
8.承諾
9.入金
10.レッスン開始 紹介→今日のレッスン
と、これらの一連の流れを、「体調不良直前→最中→直後」もこなせる臨機応変さと、年輪から生まれる「コツ」や「勘」で、無事、お仕事をお任せいただくまでに至りました。
今回のことで
「1%、得たもの」
は、
「根っこの深さ」
です。
見えない部分に、どれだけ力を注げるか、それは、
・知識
・技術
・人間力
・社会性
この全てが、私が私に求めてきた「教師力」です。
これからは、この年輪にもうちょっと頼りながら、自身の体調管理と、新しいチャレンジとのバランスの比率を変えていきたいと思います。
フリーランス日本語教師の皆さま、「所属がない」不安定さをネガティブに捉えて、焦ることもあるかもしれませんが、みなさまらしい「年輪の刻み方」を見つけてください。
地に根を張る日本語教師として、このお仕事を一生楽しんでください^^
では、また。
Chihomi
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<<お知らせ①>>
カリキュラム作成講座ですが、8月生のお申し込みをいただきましたので、本日締め切らせていただきます。
ご希望の方は、一番早くて、9月生の「一名様枠」以降となります。
お一人お一人に100%の力を注ぎ、完全サポートさせていただく形に切り替えたのも、私の人生後半の価値観です。
お一人お一人との出会いを、もっともっと大切にしたいと思っています。
<<お知らせ②>>
企業契約の入り口も「コミュニケーション」
多くの日本企業の外国人社員との問題の多くも「コミュニケーション」
そし「コミュニケーションがあるところには、コミュニケーションの問題」もあります。
ますます加速する「日本人と外国人とのコミュニケーション(=意思疎通)の違い」、日本人同士のジェネレーションギャップや立場の違いからくる「コミュニケーション(=意思疎通)の違い」
これらの「違いを埋める」スキルを身につけて、日本社会に貢献することで、日本人、外国人両者の幸福度を上げたい、と思い生み出した講座です。
毎月1名様のみ募集です。
ただいま8月生の1名様、募集しています。
https://www.heart-international.info/japanese-communication-teacher/
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