ザ・マジックアワー 鑑賞直後の感想

 三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」を見ました。

 面白かった。
 役者はなんにでもなれる、というよりも、役者は何にでもなれる存在であっほしいという作り手の思いを感じました。役者と、映画と、映画に関わるすべてのみんなへの愛に溢れた映画でした。

 同じ町で本当に撮影していた映画班のカメラに備後たちが勝手に撮ってる映像が映されていたシーンが好きです。ほのぼのしたショートムービーからいきなり本格映画を一般人が頑張って再現しようとした映像が始まるのが面白い一方で、村田の心情が大きく動くシーンでもあって、泣いていいのか笑っていいのかわからないシーンでした。

 最後のエンドロールに寺脇康文や谷原章介など大物俳優の名前が沢山あって驚きました。作中劇の登場人物として短いシーンだけ出ていたのですね。
 あとスタッフのところに確か宮崎駿の名前もあったような…。

 
 今wikipedia見てる。
 ストリートミュージシャンの声が香取慎吾っぽいなぁと思ったらやっぱり慎吾くんだったのですね。THE 有頂天ホテル実は見たことあるのですが、確かにそんな役柄で登場していた気がします。

 昔THE有頂天ホテルを見た時はそこまでハマらなかったのですがこちらはすごく面白かったです。
 あと三谷幸喜×アガサ・クリスティーシリーズのあのドラマも個人的にはあんまりだったけど、舞台の笑の大学は面白かった。
 三谷監督作品はものよってハマったりハマらなかったりするのですが、もう一度見直せば何か新しく受け取れるものがあるかな~と思っています。とりあえずTHE有頂天ホテルから見直してみようかしら。

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!