宝塚OG的きれいなお姉さん(89期多め)

 わたしは昔から「きれいなお姉さん」に対する憧れのような愛着のような気持ちがあって、いつかちゃんと考えて文章にまとめたいなと思っていました。


 ただ最近ふと宝塚OGで一番「きれいなお姉さん」って感じがするのはだいもん(望海風斗さん)だなと思う瞬間があり、宝塚OGのきれいなお姉さんについて書きたくなったので、きれいなお姉さんとはなんぞや、なぜきれいなお姉さんに憧れるのかという話に先行してそのことについて書こうと思う。


 宝塚時代はかっこいい男役さんでも、退団されれば全員きれいなお姉さんになるんですよね。なんせ皆さん本当にお美しいので…。

 ただわたしはタカラジェンヌさんはきれいなお姉さんというより推しを見る感覚になってしまって、あまり誰かに「きれいなお姉さん」を感じることはありませんでした。
 なんというか、その人の持つ「きれいなお姉さん」性ではなく、歌とかダンスとか内面とかそういうもっとミクロなその人だけの個性の方に目が行ってしまって。


 そんな中でわたしの思うtheきれいなお姉さんは望海風斗さんです。

 だいもん、トップスターの時は本当にかっこいい男役さんで、中性的な男役さんというより骨格もしっかりしているかっこいい男役さんだったので、女性らしいファッションになったところが想像できなかったんですよね。
 確か宝塚時代も女性役をやられたことはなかったような。

 だから退団後のナチュラルメイクと長い髪のイメージを見た時は、あんなにかっこいい方がこんなにお美しかったとは…と衝撃でした。
 今でもどきどきするし本当にだいもん…?と写真をまじまじ眺めてしまいます。

 ハァァ。美しい。

 お美しいタカラジェンヌは沢山いる中でだいもんに一番きれいなお姉さんを感じるのはなぜというのは、そもそも「きれいなお姉さんとは何か」という定義の話になってしまい、まだちゃんと言語化しきれてないので後で別のnoteに書きますね…。それ書かないとわけわかんないよねすいません…。

 単にわたしの好みかもしれないんですが、顔がめちゃくちゃ小さかったりすごい痩せてたりする人よりも、下顎がしっかりしてる顔とか健康的な厚みのある体型とかの方が安心感があって好きなので、そういうところがあてはまるのかもです。
 勿論望海さんもとてもスレンダーなのですが、かっこいい男役が似合うくらい肩幅がちゃんとあって、お顔もベース型~四角で骨格がしっかりしている感じがします。



 他の方の話も少し。

 まあ様(朝夏まなとさん)も個人的にかなり「きれいなお姉さん」だと思うのですが、お顔も顔のパーツも丸くてあまりにも可愛いので、きれいなお姉さんというよりひたすら可愛いお姉さんというイメージです。

 かわいい。
 宝塚時代から中性的な男役さんだったので退団後のお姿もあまりギャップが無かったです。
 なので、お人形さんみたいに可愛らしい現在のお姿に現役時代のチャラ男(役)のお姿も重なってくるとても不思議な方でもあります。

 だいもんとまあ様の2ショット眼福すぎる!



 美弥ちゃん(美弥るりかさん)は、大きな瞳ときゅっとした輪郭がお美しくて、あまりにもお美しくて、いい意味でどこか人間らしくないような、きれいなお姉さんというより妖精さんみたいだなと思っています。

 お顔がおしゃれすぎる…。


 かいちゃん(七海ひろきさん)とかも、今でもバッチバチにきめてらっしゃるのでやはりお姉さんというよりもかっこいいイメージでしょうか。
 かいちゃんは退団後も男役を続けているというか、宝塚の男役を越えて七海ひろきという1つのジャンルに昇華したというか…。ともかく生き方も含めてかっこよくて大好きです!


 男性俳優にナチュラルに馴染んでしまうこのかっこよさ!

 でもそんなイケメンかいちゃんを初めて舞台で見た時は風と共に去りぬのスカーレット様やってました(2013宙組役替わり)。
 風と共に去りぬ、もう上演しないんですかね…?寂しいね…。



 そして一番のご贔屓はかちゃさん(凪七瑠海ちゃん)なんですが、小さいお顔とすらっとした細くて長い足の立ち姿、そしてかっこいい男役からおじ様役から娘役まで演じられる独自の空気感は、個人的にはきれいなお姉さんというより人間を越えた妖精さんみたいだなと思っています…!
 そもそもまだ現役生なのでかっこいい男役さんです。

 かつて月組で同じ2番手としてトップのまさおさん(龍真咲さん)を支えていた同期の美弥ちゃんも妖精さんのようなオーラの方なので、妖精コンビか~となんか嬉しかったです。

 そして現役生でインスタやってないからあんまりいいお写真探せなかった!ごめん!!


 他の方も見ていると、トップスター経験者はわりとみんな「きれいなお姉さん」路線になっていて、2番手や専科で退団された方は王道の「きれいなお姉さん」とはまた違う、独自の雰囲気を纏っていることが多い気がします。

 かちゃさんは言わずもがな、ベテランながら少年役や女性役もできる唯一無二のタカラジェンヌさんです。

 かいちゃんはお仕事内容としても2.5次元ミュージカルで若手舞台俳優と共演したり、刀ステ初の女性キャスト(細野ガラシャ役)やったり最終的に刀剣男士にもなっちゃったり、声優としてもメインキャラクターの担当が増えてきて、また音楽活動もしてるのでアニソンフェスみたいなものにも歌手として出演してそちらの絡みも多かったり、まさに「ジャンル:七海ひろき」としか定義できない活動をされています。

 美弥ちゃんもグランドミュージカルに出演されているほかに、ドナルドマクドナルドハウスの募金活動のアンバサダーをやったり、ビックイシューの表紙になったりもして、こういった慈善活動にも関心のある方なんだ!と嬉しかったです。


 宝塚はトップを中心としたピラミッド構造が強くて、トップとトップ以外の扱いの差とか、トップになれるだけの実力も人気もあるのに人事のタイミングの関係で2番手退団になった人とかを見るたびに納得できない気持ちがあったのですが、かいちゃんや美弥ちゃんなど個性的で素敵な宝塚OGを見ていると、トップにならなかった人は「トップスターはかくあるべき」に収まりきらない個性の持ち主なのか…!と思えます。

 逆に言えばトップさんは「かくあるべき」が定められている窮屈さ、個性を出すことを受け入れられづらい大変さがありそうですね…。


 個性的な活動をされている宝塚OGといえばともちん(悠未ひろさん)のナルステ大蛇丸役も嬉しかった!
 わたしが初めて見た宝塚は2013年宙組の風と共に去りぬだったのですが、そこともちんのあまりのかっこよさに一目惚れしまして…。
 ともちんにとっては退団公演でもあったので、出会った舞台が最後というのは寂しかったけど、最後に出会えて本当に良かったです。

 当時はシリーズものの2.5次元舞台もテニミュかペダステくらいしかなかったので、昔から読んでいたナルトの舞台化も、そこに出る宝塚OGがともちんというのも信じられないくらい嬉しかった!
 あの時大学受験を生き延びたのはナルステとともちんのおかげです。ほんとに。

 あっでもともちんもかなり「きれいなお姉さん」を感じる!

 宝塚OGの2.5次元出演は主にともちん、かいちゃんが切り開いてくれたように思います。
 いずれにせよ、退団後に独自のジャンルでいきいきと活動されている方がいるのは嬉しい限りです。



 ちなみに娘役OG、例えば真彩希帆ちゃんや星風まどかちゃんや愛希れいかちゃんとかも世間一般から見たらきれいなお姉さんだと思うのですが、やはり娘役さんは可愛らしい印象が強くてですね!

 ちゃぴちゃん(愛希れいかちゃん)、わたしが宝塚を知った時は既にトップ娘役さんだったので、男役さんだったというのが本当に信じられないくらいめちゃくちゃかわいい!!


 わたしが最近宝塚観られてないので、89期多め、~100期の話になってしまいましたが、ひとまずタカラジェンヌさんは外見だけじゃなく歌やダンスやお芝居がとっても素敵なのでぜひ見てね!ということで締めたいと思います。
 そういう話題じゃなかった気もするけどまあいい。

 わたしの思う「きれいなお姉さん」についてはもう少しまとめてからまた書きますので!


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氷の心臓
ここまで読んでくれたあなたがだいすき!