みんな難しい本読んでてすごい、わたしプリンプリン物語とおとうさんといっしょ見てる(おといつ編)

 Eテレこども番組の中で特に夢中になってるのがおとうさんといっしょとプリンプリン物語なわけですが、共通しているのはメインヒロインがとにかく声がいいことと劇中歌が名曲ばかりなこと。

 おといつのゆめちゃん(竹内夢ちゃん)も、プリンプリン役の石川ひとみさんも、声そのものが音として耳に心地よいし歌もすごく上手い。



 ゆめちゃんは声が可愛いだけじゃなく高音も外れない安心感があって、本当に歌が上手いなと思う。

 ゆめちゃんの可愛いさは自撮りよりも動いて歌って踊った時に真価が現れると思ってるんですが、明るくてよく通る声とか、はっきりした表情とか、全身から快活さが溢れてるのがとにかく可愛い!

 割と芯のある声のゆめちゃんと対照的にまさともくんは柔らかい声で、例えば「あいだえんじぇるす」のハモリとかでこの特徴が生かされててすごく良かった。

 数少ないおといつ公式動画。


 楽曲も、子供向けではあるけど大人がふと聞いても印象に残るような素敵なものばかり。
 この間「お父さんはこどもだった」聞いたら、幼いわが子を見つめる視点から過去の自分に還っていく中で、こちらの過去にも語り掛けられているようでうっかり泣いてしまったよ。軽率に大人を泣かすのはやめなさい。

 「ガッタン&ゴットン」は車窓からの景色が季節と共に移り変わっていく様が目に浮かぶようで、分かりやすい詩なんだけどロードムービーみたいな味わいがある。
 「真っ白い世界でも君といるとあったかい」ってフレーズがとっても好き。

 「青空のゴーサイン」も毎回流れるEDテーマで、この曲がきっかけでおといつを見るようになったんだけど、どこへだって行きたい場所に行けるし未来は明るいよ、というのがメインテーマになっていて、大人が聞いても背中を押してもらえる気がする。


 あと好きなエピソードで「たからもの」という回があって、

 みんなで新しいタイムカプセルを埋めた後、バンタンさんが未来の自分に向けて子供の頃書いた手紙を見つけて、未来はとっても楽しいよ、つぶやくというラスト。

 「青空のゴーサイン」でもそうだけど、おとうさんといっしょは「未来はとっても楽しいよ」ということをずっと言い続けている気がする。

 以前見たクレヨンしんちゃんの3Dの映画(しんちゃんが超能力に目覚めるやつ)でも思ったけど、明るい展望が描けない時代の中で大人から子供たちへどんな希望を贈れるだろうか、というのが最近の子供向けのもののテーマになっているのかもしれない。

 そんな中でおといつの「未来はとっても楽しいよ」は、子供だけじゃなく大人たちの背中も押してくれるような気がするのです。


 長くなったのでプリンプリン物語の話はまた明日!

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氷の心臓
ここまで読んでくれたあなたがだいすき!