嫌われる勇気の青年流ディベート法・1
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嫌われる勇気の青年流ディベート法・1
こんにちは、おかっちです。お久しぶりです!
さて、本日のメルマガなのですが「嫌われる勇気の青年流ディベート法」をみなさんにお伝えしたいと思います。
嫌われる勇気はもはや知らない方はいないとは思うのですが、知らない方はぜひ読んでみてください。
アドラー心理学をベースに、人間の悩みは対人関係にある、ということを哲人と青年の対話篇という形で理解しやすくまとめてあります。
それでですね、ぼくはこの「嫌われる勇気」に出てくる青年が大好きなんです。
いちいち大げさな話し方で「…いやはや先生、あなたは優しそうな仮面を被って、相当に恐ろしいニヒリストですね!」とか「ええい!このサディストめ!」「……こ、この忌々しい毒虫め!」だとか哲人に言うのですが、なかなか憎めない、いいキャラクターなんです。
そこでこの青年に倣って、英語力、ひいてはディベート力まで向上させようというのが今回のメルマガです!
さっそく行きましょう!
まずは第一夜から順に役立ちそうな青年のセリフを引用してみました。
ぼくが好きなだけ、というセリフも混じっています。すみません。
( )は本文のページです。
一度、英訳しようとしてみてください。
英訳してみよう
文の効果
1,先生にご持論を撤回していただきたい(P.3)
これを使えばディベート相手にもこちらが自信満々だということが伝わり、萎縮させることができるでしょう。
2,少しでもおかしな点があればその誤りを正してさしあげよう(P.3)
これも上と同様に自信満々ということを伝え、かつ相手にたくさん話させてボロを出させるという高等テクニックですね。
3,頼れるものがなにもないまま、誰もが不安に打ち震え、猜疑心に凝り固まっている(P.4)
これは相手が、人間というものは〜などと希望の言葉を並べ立て説得してきたときに使えます。
4,反論は山ほどありますが、どうやらそれは後回しにしたほうがよさそうだ。(P.7)
相手の話がなんだか説得力があるときに使えます。相手が自信満々なときほど、これを使うと効果的です。「うわ、何か変なことを言ってしまったのかもしれない」と不安にさせることができます。
5,いますぐ論破してさしあげますよ!(P.7)
これはディベート開始のときに言うとよいセリフです。「さあ、かかってきなさい!」みたいなものです。
6,カッとなったわたしは、思わず大声で怒鳴りつけました。(P.32)
これは思い出話をするときに使えます。
7,考えるよりも先に声が出てしまったのです。(P.33)
これは意外にも応用が効く表現です。「考えるよりも先に」「思わず」とか言いたいときはないですか?
8,相手を屈服させるために怒りの感情をこしらえた?(P.34)
こしらえる、はfabricateだろうなと思ってたのに違ったので載せました。
9,…いやはや先生、あなたは優しそうな仮面を被って、相当に恐ろしいニヒリストですね!(P.35)
これは相手を挑発するときに使えます。応用が効きます。ディベートでよくある、相手が極端なことを言い出したときに言ってみてください。内容によって後半を「相当に恐ろしいサディストですね」とか変えるといいでしょう。
10,怒りの話にしろ、引きこもった友人の話にしろ、すべての洞察が人間への不信感に充ち満ちている!(P.35)
これも相手の話が極端なときなどに使えるでしょう。人間には無理だから機械にさせろ、とか人は法律がないと暴力を振るうものだ、とか言ってきたらこちらのものです。
英訳(The Courage To Be Disliked引用)
解説
1,I want to get you to retract this theory.
get 人 to do:人にdoしてもらう
retract:〜を撤回する、取り消す
2,If I find anything you say completely off, I will point it out and then correct you.
off:外れて、それて
point out:〜を指摘する
3,With nothing to rely on, everyone is filled with anxiety and doubt.
with:〜(という)状態で、原因で
rely on:〜を頼りにする
4,There are tons of objections I would like to raise, but I get the feelings it would be better to go into them later.
objection:反論、異議
raise:(異議)を唱える
get the feelings(that):〜という気持ちになる
go into:(詳しく)を論じる
5,I'm going to start arguing with you immediately.
argue with:〜と議論する
6,I couldn't help it; I just blew my top. I yelled at him at the top of my lungs.
I can't help it.:仕方がない、どうしようもない。
at the top of one's lungs:声を限りに、声高に
7,The words just came out of my mouth before I had time to think.
come out of someone's mouth:(言葉などが)〜の口から出てくる
The word just came out of my mouth.:その言葉は私の口をついて出ました。
8,I manufactured anger in order to make him submit to me?
manufacture:〜を作る、でっちあげる
submit:〜を服従させる
9,Under that gentle-looking mask you wear, you're terribly nihilistic!
gentle-looking:優しそうにみえる
10,Whether we're talking about anger or my reclusive friend, all your insights are stuffed with feelings of distrust for human beings!
whether:〜であれ
be stuffed with:〜でいっぱいである
個人的には7の「思わず」「考えるより先に」の”before I had time to think”なども覚えておくと使い勝手がいいのではないかなと思います。
英語版のThe Courage To Be Dislikedもおもしろいので読んでみてはどうでしょうか?音声もありますよ!
いかがでしたでしょうか?
今回は「嫌われる勇気の青年流ディベート法・1」としてまずは第一夜の前半のセリフを考えてみました。
HEAの講師Miyoさんは毎年ICEEという英語のディベート大会に出ているので、すこしでも力になれたらいいなと考え、今回の内容を企画しました。みなさんの参考にもなるとさいわいです。
ちなみに今回のメルマガの内容をMiyoさんに話したところ「何言ってるの?使えるわけない」と言われてしまいました。
でも、明日にも続きます…!
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Heart English Academyでは生徒募集をしておりますので興味のある方はぜひ受講いただけたらと思います。特に発音など自分で勉強するのも限界だ・・・という方にぜひ体験レッスンからレッスンを受けていただけたらと考えています。
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英語学習をしていると、ときに「どこまで勉強したらいいのだろう?」と途方に暮れることはありませんか?
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私はそんな「発音やスピーキングに関する不安」に寄り添い、明確に「どの音をどのように直す必要があるか、そのためのコツは何か」を論理的に分かりやすく説明します。
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講師になってからは、初心者から上級者までたくさんの方々の音声を聞いてきました。
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おわりに
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