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TOEICリスニング特訓🔥実践編

日刊 English Motivator from HEA 2023年4月23日 Vol.30

TOEICリスニング特訓🔥実践編 by Miyo

こんにちは!
本日はTOEICの受験日でした。
受験された方おつかれさまでした!!!!!!!乾杯🍻

さてさて、きょうはTOEICリスニング対策の実践編の記事になります。

まずはこちらのIIBCの公式サイトを活用し、説明していきたいと思います!

今回はPart2をみていきます📕
まずはオンライン上で上記リンク先のPart.2の問題(7〜10)を一度解いてみてください!

ここで迷わず軽々と全問正解した方はおめでとうございます🎉
(今回の記事はそっと閉じていただいて構いません🖥📱)
迷いがあったり不正解があった方は、是非この先も読み進めてみてください📖

さて、ここからリスニングのトレーニング対策に入りたいと思います🔥

✅ HEA的リスニング特訓方法その①

音声を聞いてディクテーションをする!

まずは音声を聞いて問題1〜問題7までディクテーションをしてみてください。

💡ディクテーションとは、聞こえてきた音をそのまま文字に書き取ることをいいます。
問題文と選択肢A〜Cの英文も書き取ってみてください。
(一度聞いて分からなければ、何度再生しても構いません)

ディクテーションをすることのメリットは、何が聞き取れなかったかを明確にすることができることです。

ですのでナレーションを聞いて完璧に分かる方はやる必要がありません。
少しでも迷いがある場合はやってみましょう!
※どうしても聞き取れない場合は「こんなふうに聞こえた!」という音を、平仮名でもカタカナでもいいので、音声メモを書き残してみてください。

ディクテーションの回答はコチラです。

問題7:
Where's the new fax machine?
A:Next to the water fountain.
B:I’ll send a fax tomorrow.
C:By Wednesday.

問題8:
How well does Thomas play the violin?
A: Sure, I really like it.
B: Oh, he’s a professional.
C: I’ll turn down the volume.

問題9:
Martin, are you driving to the client meeting?
A: Oh, would you like a ride?
B: Nice to meet you too.
C: I thought it went well.

問題10:
Mariko announced that she's retiring in April.
A: How many did you count?
B: I’m not tired at all.
C: Right, she's been here twenty-five years.

✅ HEA的リスニング特訓方法その②

聞き取れなかったところを分析します。
今回なぜ聞き取れなかったのかを明確にするパートです。

たとえば、今回聞き取れなかったフレーズはなぜ聞こえなかったか?
考えられる理由例:

① 語彙を知らなかったから聞き取れなかった
② 音声変化(前後の語彙がリンキングされている等で)聞き取れなかった
③ 語彙の発音を知らなかったために聞き取れなかった
④ 似た語彙による連想や音の罠にひっかかってしまった

どれにあてはまりますか???

①の場合、語彙力増強の必要があります。
まだTOEICで良く使われる語彙をマスターしていない方は、金のフレーズ(https://amzn.to/3LjUupP)でボキャビルをしましょう。
TOEICと向き合うには一定の語彙力が必要になります。
ボキャビルをする際は必ず音声とセットで覚える必要があります

Abceedなどのアプリを活用すると音声を確認しやすいので、学習が捗りやすいでしょう。

次のTOEICまでに1周することを目標にしたり、いつまでに覚えたいか目標を定め、逆算して毎日◯語、◯ページ・・・と決めるといいです。
(私はこの方法でいつもボキャビルをしています)
1日の目安を作っておけば、習慣化しやすくなりますし、学習しやすくなります。

また1日できない日があっても、翌日に巻き返してもOKです。
定めた目標設定を崩さずに、自分の中で微調整することもできるので柔軟に、無理なくやっていきましょう。

英語力を向上させるには、毎日のルーティンにしてしまう(習慣化する)ことができればとても強くなれます。

そのために1日のどのタイミングで音声を聞けるか、本を開けるかを決めておくと良いでしょう。

音声を出力するツールを出しやすくしておくこと、イヤホンや本を定位置に置いていくことも簡単なことですが、習慣化することに役立つことと思います。

また忙しい方は10分や15分、仕事の空き時間、通勤時間、家事をする時間(ながらワーク)でも構いません。
地理も積もれば山となります。

暗記方法は様々ですが、個人的には読む・聞く・書く・呪文を唱える・・・等全て回しながら&試しながら覚えています。

ちょっと面倒ですが、単語カードを活用しており、表に英語、右上に単語の番号、裏に意味を書いたカードを作るのも効果的です。
このカードを作るのを1日のノルマに入れるのもオススメです。
(たとえば1日20語・・・であればカードを20枚作って暗記するのを1日のタスクに入れます)

私はいつも単語カードを肌身離さず持ち歩いていたので、会社の同僚に引かれたほどです。

さて次は②③④一気に解説します。

聞き取れなかった例:
② 音声変化がおこっているため(前後の語彙がリンキングされているなどで)聞き取れなかった
③ 語彙の発音を知らなかったために聞き取れなかった
④ 似た語彙の連想や音の罠にひっかかってしまった

これらはどうやれば分かるようになるでしょうか?

結論からお伝えすると、今回のように問題を聞く→ディクテーション、内容理解、音声トレーニング・・・これを繰り返すと必ず力がつきます
④についても意味が捉えられていれば解答することができるでしょう。
(トレーニング方法については後ほど説明します)

ディクテーションをしたあとに気付きそうなポイントとして、どのようなものがあるか問題をみながらみていきましょう。

気付きポイント例:

問題7
Where's the new fax machine?
A:Next to the water fountain.
B:I’ll send a fax tomorrow.
C:By Wednesday.

このなかで聞き取りにくい音を上げるとwater fountainでしょう。
回答には影響がなかったと思うのですが、音としてはwaterの/t/の音が変化し、/d/の音で聞こえました。

また選択肢のBにて問題文に出てきた”fax”が使われているので、連想の罠にひっかかってしまい、選んでしまったかもしれません。

落ち着いて内容がわかればAということがわかったと思います。
また”send a”が”senda”に聞こえたのではないでしょうか。
ディクテーションをしたあとに、正しい英文とはまた別に、耳が聞こえた音をそのままメモとして残しておくと良いです

この音声メモがストックされることで、本来の英文と、聞こえてくる音声がつながり、意味理解が早くなります。

問題8
How well does Thomas play the violin?
A: Sure, I really like it.
B: Oh, he’s a professional.
C: I’ll turn down the volume.

回答Cの”volume”は問題文の”violin”の音と似ていることから、音の罠にかけようとしていますね。これが出題者の魂胆だと思われます。
冒頭の”How well・・・”が聞き取れたら「どれくらいうまいか?」という意味だと分かりますので、B(いやー彼はプロ級だよ)が正解だということが理解できるでしょう。

Aの“I really like it”のlike itはバラバラで発音されておらず、音が繋がって”likit”(ライキッ)と聞こえることもポイントでした。最後の/t/の音も消えてましたね。

問題9
Martin, are you driving to the client meeting?
A: Oh, would you like a ride?
B: Nice to meet you too.
C: I thought it went well.

この問題の音の変化はいろいろありました。
driving じゅriving
would you うっじゅ
meet you みーちゅー
it went   いっwen (/t/が2つとも聞こえない)
などなど・・・。

もし聞き取れなかった音があるとしたら大儲けです。
こんな風に変化するのか!と認識できました。
この後トレーニングをしていくことで自分の音と能動語彙の引き出しを作ることができます。

※ところで冒頭のお名前”Martin”は聞き取れなかったかもしれません。
固有名詞は聞き取れなくてもOKなのですが、説明しておくと/t/と/n/は発音するところが非常に近いので、この音がとても近い場合は/t/の音がなくなることがあることを知っておくといいかもしれません。

問題10
Mariko announced that she's retiring in April.
A: How many did you count?
B: I’m not tired at all.
C: Right, she's been here twenty-five years.

音の変化、聞き取りにくい音は以下のとおりいろいろありました。
announced that (announcedの最後のdが聞こえなかった)
→語末のd聞こえない場合が多いです。
“tired at all”,”did you” (tired が“たいあーど”にきこえない、at allが“あだー”ときこえる)
→at allのatの/t/ が母音に挟まって/d/のような音に変化している
been(ビン、とかベンにきこえる)
などなどです。
いかがでしょうか?

(当てはまっていない!自分はこんな風に聞こえたがどうか?などのご質問等ありましたらコメント/お便り待っています!)

✅ HEA的リスニング特訓方法その③

音声トレーニング🔥

さてここからがトレーニング編です。
語彙力強化の際にも書きましたが、習慣化することが要となってきます。
ここから書くことを、自分の生活にうまく取り入れることができるか&機嫌良く継続できるかを真剣に考えていただければと思います。
というのも英語の音声を自分の脳にインプットするには行動が必要となります。

これからの生活の中で、短時間でもいいので「このタイミングならできる!」という瞬間に音声トレーニングを取り入れてみてください。
きっと力になってくれることと思います。

具体的な方法🔥
(ディクテーション後、クリアにならなかった部分を理解し、音声とスクリプトを照らし合わせをしたあとの話になります)

① 音声を聞いてから一旦停止し、続けて文章を再現する
音のリズムやイントネーションまで意識して、ネイティブ音声のあとに自分も真似をして英語をリピートします。
スクリプトは見ずに、聞こえてきた音に集中してリピートします。

② シャドーイング
①で音声のあとに続けられるようになったら、シャドーイングをします。
シャドーイングとは、英語の音が聞こえたらその音声をすぐに聞こえてきたまま復唱することです。

この段階は、文章の意味の理解ができていて、音声のイントネーションも十分再現できるレベルではじめるので、シャドーイングと聞いてハードルが高く感じる人も、意外とできることが多いと思います。

ただシャドーイングはリスニングやスピーキングに特に苦手意識を強くもっている方は、一度はじめてみると波に乗れることが多いのですが、最初は苦痛に感じることもあると思います。

AbceedなどでPart.2の文章を再生しながら自分が再生できる速度でシャドーイングをしてみてください。
アプリを使うと簡単に音声再生できて、速度調節もできるので思いの外簡単にできてしまうことが少なくありません。

もしできなければ、スクリプトを見たり、何度も①の段階に戻って練習してください。
意外と達成感を感じることができると思います。
自分が口にしていることを体で理解しながらシャドーイングをしてみてください。
いつの間にかそのフレーズや音声は自分のモノになっているはずです。

音声トレーニング以外でも、自分がそのフレーズを口にするシチュエーションを妄想して何度も何度もその言葉を口にすることを練習すると良いでしょう。

今回はここまでです!
またリクエストがあれば続編を書きます🌟

通常コース生募集のお知らせ

Heart English Academyでは生徒募集をしておりますので興味のある方はぜひ受講いただけたらと思います。特に発音など自分で勉強するのも限界だ・・・という方にぜひ体験レッスンからレッスンを受けていただけたらと考えています。
講師Miyoのレッスンを受講される場合はカウンセリングと体験レッスンで生徒様のご希望を確認したあとにレッスンのご案内となります。

講師Miyoのコース・料金の詳細はこちらを参照ください
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ご連絡いただいた方から順にウェイティングリストに入り、空きができ次第ご連絡させていただくことになります。ぜひお早めにご連絡くださいね!

講師:Miyo

開講コース(レッスン受講前に体験レッスン、カウンセリングがあります)
・アメリカ発音矯正コース
・アメリカ発音矯正+スピーキング強化コース
・英語発音テストEPT®️対策コース
・アメリカ発音矯正添削コース
・英語発音テストEPT®️対策添削コース
・TOEIC®リスニングセクション強化コース

レッスンに対する想い

英語学習をしていると、ときに「どこまで勉強したらいいのだろう?」と途方に暮れることはありませんか?
大量にインプットして、今度はアウトプットして、それを継続して・・・。
そう思ってはいても、モチベーションを維持することは簡単なことではないですよね。

とくに我々にとってスピーキング(とりわけ発音に関して)は、学校教育でほぼカバーされることがないので、独学で身につけるのは至難の技です。
音読したりシャドーイングしてみても、具体的にどう練習したり、自分の発音のどこをどう正せば良いかは上級者でもなかなか分からないものです。

ヒントを探し求めて専門書を読んでみると、「やり方を間違えると逆効果になってしまう」などと書いてあったりして、「一体どうしたらいいの??」と滅入ってしまう方も少なくないように思います。

私はそんな「発音やスピーキングに関する不安」に寄り添い、明確に「どの音をどのように直す必要があるか、そのためのコツは何か」を論理的に分かりやすく説明します。

少しでも不安な音があれば、何度も一緒に練習します。

今は発音指導をしている私も、かつては
「英語が話せるようになれたらいいのに・・・!」
「発音が綺麗になったらどれだけいいだろう・・・!」
と強く思っていたことを今でも覚えています。

英語に出会ってからその音楽的要素に魅了され、長い間「ペラペラになった自分」を夢見ては練習を重ね、英語特有の「リズム」や「間」を習得してきました。

初めてシャドーイングに出会ったのは16年前でしたが、その頃は全くついていけず、とっても苦痛だったことを覚えています。

それが、練習を重ねるうちに何度か「ブレイクスルー」を体感し、今ではシャドーイングは人生における楽しみの一つとなりました。

不思議に思われるかもしれませんが、英語のスピーチがまるで歌のように聞こえてくるようになりました。

講師になってからは、初心者から上級者までたくさんの方々の音声を聞いてきました。

レッスンでは急に今までの音とは明らかに違う「臨界点」に入る瞬間を感じることがあります。

皆さんの音がどんどん綺麗になっていく現場に立ち会うたびに、言葉には言い表せないほどの喜びを感じています。

正しい発音を身に付けることは簡単なことではありませんが、今よりも綺麗な英語を話したい方、流暢に英語を話したい方、ご自身の「なりたい」という理想に近付けるよう全力でサポートします!

Miyo @miyoEng
わかりやすい発音指導を目指す、英語の音に魅せられた発音講師。
これまで指導してきた生徒は初級者から海外在住研究者、医師、英語講師など上級者も多く、どんなレベルでも対応可。
英検1級。全国通訳案内士(英語)。英語発音指導士®。
レッスン詳細→→→ 講師Miyo紹介ページ  Miyo提供のコース・料金詳細

おわりに

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