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人たらしの会話術8 ほめるのが上手い人はここを見て、これを聞く

こんにちは
ハートコネクトまーさです


前回の記事

全体像

この記事は「人たらしの会話術」と銘打った連作である

コミュ障で陰キャで人との会話がもうどうにもならないくらいイヤ!
って人が読んでほしい

このシリーズの全体像はこうだ
0 自己分析
1 メンタルを整える
2 相手をよく見る、話をよく聞く
3 相手に好奇心を持って質問する
4 +αのテクニックを身につける

今回の記事は2 相手をよく見る、話をよく聞くの2本目にあたり
これを読むと

・ほめるのが上手な人の特徴がわかる
・逆にほめるのが下手な人の特徴がわかる

以下、本編

前振り

前回の記事では
会話がダメにしたくないなら
余計なことを考えずに目の前のことに集中しろ
という内容を書いた

「嫌われたらどうしよう」とか
そういった余計なことを考えながら会話に挑むから
失敗するんだ

目の前の相手の機微に気を配れば
自然と会話はなんとかなるものだ

とはいえ
じゃあ相手に集中だ集中だってなると
それこそ目つきが怖くなったりして
相手に不快感を与えかねない

それにずっと集中していたら疲れるわけで
集中すべきところがはっきりしていればお互い気が楽だ

そんなわけで、
今回の記事ではどこに集中したらいいのか
そしてそれが相手をほめることにつながる
ということを書いていきたい

あなただってこれ言われたらうれしいでしょ

コミュ障陰キャのわかりやすいイメージでいえば
好きな話題になると急に早口になって
相手にドン引きをくらうパターンだ

「これだからオタクくんはさあ」

ってやつだ

決して誰かの傷をえぐりたいわけではない

ここで考えてほしいのは
なんで早口になっちゃうのかっていうところだ

それは好きな話題だから
それが出ると嬉しいから

うんその通りだ

もっと一般化して考えよう

それはあなたのこだわりだからだ

以前の記事で「好き」というのは
「よくわかっていること」だと書いた

好きな話題というのは
すなわちその人がよくわかっていることだ

そしてそれは自然とその人が時間をかけてきたことであり
こだわりのようなものになっている

だから
そこを話題にされたら誰でもうれしいのだ

会話を上手くやるなら相手に集中しろというのは
つまり相手のこだわりを見つけることに集中しろ
というわけだ

相手が好きなこと、こだわっていること
そこに全神経を注いで会話に挑めば
そうそう間違えることはない

ほめるのが上手な人の特徴

ほめるのが上手な人というのは
相手のこだわりをしっかり見つけてあげられることにある

逆にほめるのができない人は
相手がどこに力を入れて時間を使ったのか
それを見抜くことができない

特に初対面との会話においては
相手のこだわりを見抜くことができれば
すぐに会話がはずむ

よくある「趣味はなんですか?」というやつは
相手が時間をかけていることを引き出すための質問だ

そんな質問をして相手が好きなところがあれば
それをもとに話題ができる

むしろそれだけで会話というのはなんとかなる

とはいえ
「趣味はなんですか?」と聞いても
「いや、とくには……」と答えられたらそこで会話終了だ

しかしほめるのが上手な人はそれで終わらない
次に持ち物や身だしなみに目を配る

「あ、それ素敵ですね」
「何か特別なものなんですか?」

それだけでいい

相手が持っているもので綺麗なもの
とりわけ目につくもの
そういうものに言葉をかける
それだけでいい

目につくところにあるということは
見られることを意識しているからだ

見られることを意識しているということは
それなりにこだわっているということだ

陰キャ経験者なら
これほどわかりやすい会話テクニックはないと思う

だって周りにかまってほしくて
よくわからない独り言を言ったり
推しのグッズをこれ見よがしにカバンに付けるだろう?

それを誰にでも優しい陽キャが見つけて
「あ、○○これ好きなの?」
って言われると
(わわああっわ、気づいてくれたぁあ!)
ってなるだろう

それでテンパって会話できないから意味がないのだが
あなたがそれでうれしいということは
相手にそういうことをやれば嬉しくなるわけだ

だから
相手のことに集中するといったときに
まずは外見に気を配るべきである

わかりやすいものがなければ
「趣味は?」って聞き出せばいい

ここまでである程度ポジティブシンキングになっているならば
苦労せず相手の「こだわり」を見抜くことができるはずだ

愚痴を聞いてあげる

これは少しレベルの高い話になる
手軽に相手の外見に集中すれば
会話のきっかけは見つかる

外見だけじろじろ観察していても
やりすぎると不信感を生む

もちろん会話内容にだって集中しなければいけない

特に愚痴っぽい内容には集中すべきだ

相手が仕事で困っていること
不満に思っていること
友達の愚痴

そういうものは絶対に聞き逃してはいけない
なぜなら
それは相手が大事にしていることの裏返しだからだ

こだわっているとも違う
愚痴には
その人が生きていくうえで大事にしていることが反映される

例えばこんな愚痴だったら

「あの人、この前手伝ってあげたのにお礼も言わなかったんだよね」

この愚痴からわかるのは
当り前の感謝を大切にしているということだ

感謝なんて人として当たり前のことだが
それが十分にできない人もいる
あるいは感謝を伝えていたかもしれないが
その人にとっては不十分だったのかもしれない

そうすると
その人との会話において
意識して「ありがとう」の言葉をかけるのが重要になる

そうするとその人からの信頼がぐっと上がる

まさに「人たらしの会話術」である

相手の地雷ポイントは
優しく触れてあげれば急所にもなる

ほめるとは微妙に違うが
相手の愚痴からその人の生きる信念を見抜ければ
会話が格段に楽になるだろう

まとめ

ほめるのが上手な人は
相手のこだわりを見抜くことができる
そのために外見にまず集中する
目立つところを話題にする

さらにいうと相手の愚痴に集中する
愚痴から相手が大事にしていることを見抜く

以上が
2 相手をよく見る、話をよく聞く
というところになる

ではまた
次回もお楽しみに
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