個人史③10-12歳まで
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。
今回は小学校高学年編。
性格
コミュ障オタク。中学年までの友達以外まともに会話ができなかった。親と兄にかなり反発。家庭では短気で口が悪い。
記憶、できごと
4年生
①生理が始まる。母が赤飯を炊いてくれたことが気持ち悪くて、何か言って怒られた。父が目の前で叔父や伯母に報告したことは最悪。生理が始まったことより胸が膨らんでくることのほうがよっぽど嫌。
②クラスメイトから「笑わない子」と言われていたらしい。言葉でリューを笑わせたら勝ち、とかいうあまり嬉しくない遊びに使われていた。実はちょくちょく笑いを堪えていた。
③この頃までは兄のことが好きだったような。母が自営業を始めたことで22時まで二人で留守番をしていたため存在が大きかった。
④友達が異性への関心を高めていく中、自分だけが置いていかれているように感じた。
5年生
①クラスメイトと口を利かないから陰口を叩かれることもあった。仕方ないね。
②「子どもっぽい」から卒業したくてポケモンやデジモン、遊戯王のグッズをほとんど捨てる。数年後に後悔する。
③漫画も本も動物がメインじゃなきゃ読まない。ワイルドハーフとか銀河伝説とか。
④人が嫌いであるとはっきりする。
⑤夕飯のメニューは兄が決めて別居している父が買ってくる方式だった。かなり栄養が偏り太る。
⑦姉が結婚。式で女性の正装をしなければならない、スカートを履かなければならないということを全力で拒否するも叶わず。
6年生
①キャラクターは女の子の方が魅力的だな、と思っていることに気づく。きっかけはBLEACHにドハマリしたこと。
推しはルキア。砕蜂や夜一も良い。
他にはYUIと堀北真希が好き。
②絶賛反抗期。兄とは毎日のように喧嘩。母は私の言い分を少しも聞き入れない。夕飯は自分で用意するようになった。
③甥が産まれる。「叔母になった」と言われることが嫌だった。急に連絡してくるようになった姉のこともよく思っていなかった。
④夜やうたた寝しているときに兄に体を触られることがあった。起きていないふりをしてやり過ごしていた。
⑤体を鍛えたくて夜にマラソンをしたり真冬に冷水をかぶったりしていた。今思えば、第二次性徴への嫌悪なり自傷なり、何かしらの根拠があったかもしれない。
⑥優しくしてくれたクラスメイトの男子に恋をする。
まとめ(解釈含む)
家族への反発が発現した。
家庭内では思い切り反抗心を見せたものの、学校では影が薄かった。家と外で態度が豹変する部分は今もある。使い分けているのではなく、人格が変わってしまう感じ。
自分の体の変化に対して葛藤があったが、家庭での扱いのほうが堪えていた。現在は姉といい関係にあるが、この頃に関わりが薄かったことが好転に傾いたのでは。
家族に幻滅したため、ああならないようにと自炊や勉強への意欲が高まったのはせめてもの救い。出来はともかく。