おかげ様で支えられる「わたし」
2021年。
最前線で訪問リハビリに汗を流していると6:4問題が勃発した。
訪問リハビリテーションというのは、家にお伺いをし、ワンツーマンでリハビリをできる介護サービスの1つ。
屋号を大きく分けると2つある。
①病院やクリニック、老人保健施設から派遣される
②訪問看護ステーションから派遣される
その2つの中から②訪問看護ステーションから訪問される 業態がヤリ玉に挙げられたのを「6:4問題」という。
簡単に言えば、看護師60%の人員に対してリハビリ療法士40%までにしないといけない、みたいな法案。
わたしの胸がざわざわした。
どうしてこんな事になっているのか?ネットで調べる。
調べると、現場で懸命にやっている訪問セラピストの意見が世に無い。
その現実に足がふるえて、2021年note・twitterで発信を始めた。
発信して2年経った。
先日、第22回 訪問リハビリテーション学会 in 愛知に参加した際、嬉しい事に「note見てます」「twitter勉強になります」など、お声をいくつか頂き、足がふるえた。初対面の方からいただいた声だった。
本当にこんな声をいただけるなんて、思っていなかった。
最初は誰からも見てもらえなかった から。
訪問リハビリに従事するセラピストは少ない。
先日、統計情報(日本理学療法士協会)が更新された。
理学療法士 有資格者:213,735名
それに対し、協会加入のPT
訪問リハビリテーション:598名
訪問看護ステーション:4,274名
(みなし訪リハはカウントされてないかも)
実際の数字は変わるかもしれないけど、少ない。少ないぞ!
全有資格者でPT協会に加入している訪問理学療法士は0.2%という計算になる。
ましてや、訪問看護ステーションの療法士は1人職場や2人職場の施設が非常に多い。統計で1人職場が10,000施設以上。そうなれば、「分からないことばっかり」だ。
私も、この訪問看護ステーションへ入職した10年以上昔は規模がとても小さく、ピヨピヨ人数のヘロヘロチームだった。
そこから、ひとつひとつ階段を登った。
だから、そんな方へ、私の記すnote・twitterがぜひ届いてほしい。
私のsevenルールのひとつは
「I」ではなく「We」として書く。
訪問リハビリの業態、ひとりひとり、すべてを背負って思いを届けたいのだ。
あなたたちは1人じゃないですよ〜。
1人で寂しくなったら、ぜひ私のnoteやtwitterみてくださいよ〜。
こんなお困りごと、悩みごと、あるあるなんやで〜。
と「黄色い大きな旗」を振りたい。集まってきて欲しい。
そして、代弁したい「この仕事はマジ、良い仕事なんだって!!」ってね。
こんな事やって意味があるのか?
おそらく、意味はない。意義があるだけ。
そして、こうやって発信をしていると分かってくる。
コメントをいただけたり、お声をかけていただけたりしているのが本当に支えになっているのだ、と。
本当にみなさんのおかげで、続けていこうと力をもらっています。
過去を振り返りながら、そんな感謝の気持ちを伝えたかったnoteです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
さっとん
ここで、私からみなさんへお願いがあります。
私「さっとん」は訪問リハビリ従事者として、みなさんへ「在宅医療でチカラになる話」を紹介しています。
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