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For セラピスト

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理学療法、作業療法、言語療法、その他の医療従事者に携わる「専門職種」の方へ届けたいマガジン
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#難病

パーキンソン病の症状を「つかむため」に知っておきたい3つのポイント(訪問リハビリ目線)

パーキンソン病をシリーズでお届けしているnote 今回は症状を「つかむため」に知っておきたいポイント編です。 パーキンソン病は「うごきの病気」ではあるものの、血圧や呼吸などを調節する「自律神経」にも影響があります。 書籍やインターネットで、パーキンソン病を検索すると、、、 「その他」の症状として、これも!あれも!のオンパレード。 結局、どんな病気なの?とぐちゃぐちゃになった方はおられませんか? それもそのはず。 パーキンソン病は「動きの病気」ではあるものの、それだけで完

訪問リハビリを医療保険で使えるのはどんな時?

訪問リハビリは原則、介護保険を使ってのリハビリです。 しかし、訪問リハビリを医療保険で使う時があります。これは患者さんにメリットとなる設計がされてるんです♪ 今回は ・医療保険を使えるのは患者さんにありがたい設計になっていること ・どんなケースで医療保険を使うのか? この2点についてnoteします。 医療保険を使うケースは「患者さんにメリット」医療保険を使えるとメリットなのか?を大きくまとめると、 ①介護給付上限額を気にせずに使える ②医療者が頻回に訪れることができる ③

オサイフに優しい医療費助成をうけられる「特定疾病(難病)」の別表7

特定疾病!?難病!? 別表⑦!? なんじゃそりゃ!とアレルギーが出そうなタイトルをつけて申し訳ございませんでした。 しかし、誤った情報とならないために、このタイトルになりました。 ゆるしてくださいね。 ※このnoteは65歳以上で介護保険の認定も受けている方を前提にまとめています。 ズバリ!この記事の結論を先にまとめると ①別表7の難病をわずらわれた場合、 とってもオサイフに優しく医療サービスを受けられる。 ②訪問看護ステーション「訪問看護」と「訪問リハビリ」も医療費の

難病というコトバに負けない

わたしのおじいちゃん、孝太郎は84歳で他界しました。 そして、彼は脊髄小脳変性症という難病をわずらっていました。 おじいちゃんの症状は「失調」といって、カラダが酔っ払っているようにフラフラとカラダを動かしてしまう症状です。 ワンカップ大関が大好き。 孝太郎はアルコールが入ってなくてもフラフラ(失調)。 それはそれでハッピーだったのかもしれません(いや、そんなことないか笑)。 こんなところまで目を光らせるか?と、鍋奉行が大好き。 いつもすき焼きの砂糖と醤油のバランスだ