想像と想像と想像 #43
「おじさん」
上☝️の美女😍にそぐわない😅タイトルだと思ったそこの君!😤
そんな空気の読めなさ💦💦こそがおじさん👴の美徳❣️だと思わないかい?😘
そもそもおじさんの定義とはなんだろうか。
こんなことを考えずに早く寝てしまえばいいにもかかわらず、気になってしかたがなくなった僕は「おじさん 年齢」とGoogleさんに伺っていた。
しかし、「おじさん(スペース)」まで打ち込むと出てくるのは、
「おじさん 人権」
「おじさん 未婚」
「おじさん 子供部屋」
といった、フェミニストが逆の立場なら阿鼻叫喚しそうなワードの羅列である。
誰基準かよく分からない男女平等が謳われ、数々の下らない〇〇ハラスメントという言葉たちが跳梁跋扈するこの現代において、ここまで虐げられているおじさんに少なからず同情しつつ、本来の目的であるおじさんの定義について調べてみた。
すると、博報堂さんが2020年に調査を行い、43.24歳からがおじさんだという定義付けがおこなわれていたことが分かった。
個人的に、この0.24の部分は、ちゃんと数学とか使って調査しました感を出すためにつけられた一般民衆を納得させるためだけの数字にも見えなくもないが、今回は博報堂批判を行う会ではない。
広告会社のインチキを疑う会は、別の機会に譲るとしよう。
そんなわけで、43歳からおじさんということが一応明確になったわけである。
なるほどね。
さあ、寝よう。
とはならない。
なぜ、43歳からおじさんと言えるのだろうか。
そもそも、おじさんに対して年齢をもとに定義付けを行うのは無理なんじゃないか。
そこで、僕個人の圧倒的主観に基づくおじさんの特徴を羅列していこうと思う。
・気絶しているのではと疑うほど長時間トイレに籠るおじさん
・うがいの音が不快すぎるおじさん
・背筋を使って盛大にくしゃみをするおじさん
・背筋を使って盛大にせきをするおじさん
背筋シリーズはひとまず置いておこう。
・相手によって態度をコロコロ変えるおじさん
・朝喫煙所で目が座っているおじさん
・電車の中で目が座っているおじさん
目座りシリーズも多いことがわかる。
・意気揚々と馬券を握りしめるおじさん
・馬券を握りしめたままうなだれるおじさん
これは僕も当てはまるので除外しておこう。
・声量のつまみを右に回し過ぎてしまったのではないかと心配になる程声がでかいおじさん
・しれっとボケればいいのに、わざわざ前振りを入れてしっとりボケてくるおじさん
・いい年して学歴で人を見るおじさん
・シンプルに話が長いおじさん
読者のみなさんにも、思い当たる人がいることだろう。
ここで見えてくるおじさんに共通する特徴として、自分の価値観が絶対のものであるという意思が挙げられる。
例えその価値観が本当に正しかったとしても、時代に沿って価値観というものは移り変わっていくものであり、その価値観に完璧に合わせるまではいかなくとも、ある程度割り切って追随しようとする意思が必要である。
要するに、引き際が肝心だということである。
勿論、生涯現役で主役として活躍することも重要ではあるが、一歩引いて謙虚に社会に参加するという生き方もまた尊敬に値する。
過剰なまでのフェミニズムのような本当に間違った価値観がまかり通っているのであれば、一歩引いた位置から前に出て、Noを突きつけることも、40数年生きてきたおじさんだからこそできることであると言える。
朝に覇気のないおじさんも、夜に年不相応にはしゃぎすぎてしまうおじさんも、毎日何かしらと戦いながら生きていると思えば、少し可愛く見えてくる。
年齢や見た目でおじさんの括りを受けてしまいがちだが、年齢や見た目がおじさんになっても、社会の価値観の流れに敏感なおじさんでありたいと思った夜であった。
ただ、しっとりボケてくるおじさん、お前だけはだめだ。
そんな夜に聴いてください。
FUNKY MONKEY BABYSで「ヒーロー」