【2022年読書番外編】絵本『にんじんようちえん』
少し前、ポプラ社さんのnoteより「にんじんサポーターズ」に応募させていただきました。可愛い絵本を届けていただいたので、そのレビューを投稿させていただきます。
(年間目標の100冊読書に含めようかと思ったけれど……やっぱり子どもたちへの読み聞かせ用という立ち位置なので、今回は含まず番外編という形で)
3月10日発売、『にんじんようちえん』(作/アンニョン・タル 訳/ひこ・田中)というポプラ社さんの絵本です。
ざっくり内容を紹介すると、みんなとは少し様子の違う新しいお友達のうさぎさん(赤い子)。最初は「ようちえんはおもしろくない」と登園拒否を起こしていたけれど、素敵なクマ先生と触れ合ううちにどんどんようちえんへ行くのが楽しくなってくる、というお話。
うちでは、4歳姉が2歳になったばかりの双子に読んであげようとしたけれど、双子はちっとも聞いていなかった……残念(笑)。
お姉ちゃんは熱心に、それぞれのうさぎっ子のセリフをひとつずつ読んでいた(最近、わりとスラスラと読めるようになってきました)。
絵はほんわかと優しく温かみのあるタッチで、丁寧に描き込まれている印象。
お話の感想としては、「先生の接し方や相性によって、ようちえんや学校って何倍にも楽しくなるよね」というのが真っ先に浮かんだ。
どんなに小さな子どもにも、人間関係はある。それは友達にももちろん言えることで、今回の絵本もお友達のうさぎっ子たちもとても可愛く描かれている。
とっても素敵で可愛らしいようちえん。
4歳姉は今のところ、毎日楽しくようちえんに通っているようだけれど、この先にもしつまずいてしまうようなことがあったら、この絵本をそっと差し出してあげたいなんて思った。たくさん共感できるだろうし、「ようちえんってやっぱりいいところかもしれない」と素直に思えそうだから。