見出し画像

THE FUTURE X 参加者インタビュー 『株式会社Progate 加藤 將倫』 ~起業家編~

3月1日、THE SEED主催で行われた「THE FUTURE X」に参加された、株式会社Progate 加藤 將倫さんにインタビューさせて頂きました!
熱気に満ちた会場の中で、参加された起業家や投資家の方のご紹介と、本イベントの印象についてお伺いしていきます。



Q. 現在されている会社と、その事業について教えてください。

 株式会社Progateという会社を立ち上げて、現在創業約10年になります。ずっとプログラミング学習という領域で事業を運営しており、初期から継続している初心者向け学習サービスでは、現在約320万人のユーザーがいます。

 また、プログラミングをただ勉強するだけでなく、実際にプロダクトを生み出すような人が増えて欲しいという思いから、より実務に近いエンジニアリングを学べるようなProgate Pathというサービスも最近は運営しています。このサービスを通して、実際のプロダクト開発を想定した実践的なタスクをこなすことができ、実際の業務でも使えるスキルや経験を積むことができます。

Q. 会社における近況や、ニュースについて教えてください。

 上述のProgate Pathという事業を通じて、学生を支援する取り組みの一環として、京都に「ハッカソンハウス」という拠点をTHE SEEDさんとご一緒に開設することになりました。現在準備を進めていますが、「本気でものづくりをしたい」方々の支援を行うことができればと考えています。(詳しくはこちら

インタビュー中の加藤さん

Q. 最近のスタートアップ環境についてどう思いますか?気になっているテーマはありますか?

 むしろ最近のスタートアップ環境について知りたいという感じです(笑)。僕らが起業した時は、今よりも環境が良かった・チャンスが沢山あったと感じています。当時は、まだwebサービスになっていない領域を見つけて、それを少し使いやすいUXでリリースすれば、それなりに戦えるという印象がありました。
しかし、ここ10年くらいでそのような領域は様々なサービスによって埋まってきていて、領域選定という面ではとても難しくなっていると感じています。その中で、新規事業を生み出していき、大きな可能性を見出せるものを見つけるには、ちゃんとしたバックグラウンド・ドメイン知識を持つ必要があります。起業家自身も特定の分野に精通し、その上で領域選定を行う事が重要になってきているのではないでしょうか。
また、調達環境としては冬の時代と言われつつも、昔よりも全然良くなっているという印象を持っています。

Q. 今回、THE FUTURE Xに参加してみていかがですか?

 一番興味を持ったのは、グローバルをテーマにしたセッションです。スタートアップ環境を考えていく上でも、日本からもっとグローバルに出ていく会社が増えていって欲しい・自分自身もそうなりたいという思いがあります。

その中で、今回のTHE FUTURE Xに、Anyplaceの内藤さんなどのグローバル最前線で戦われている方がご登壇されていることは、去年から引き続きとても凄いなと感じています。そういったグローバルで戦うマインドを持った方々が集まる場所になって欲しいなと思っています。


加藤さん、お忙しい中お時間を頂き有難うございました!THE FUTURE Xに関してより詳しく知りたい方は、THE FUTURE X HPをぜひ覗いてみてください!
今回参加して下さった、数々の魅力的な起業家・投資家の方のインタビューをこちらのnoteに他にも掲載しています。ぜひご拝読頂ければ幸いです!

いいなと思ったら応援しよう!